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ホ・オポノポノで幸せになろう!

今日ご紹介するのは、古くからハワイに伝わる伝統的な問題解決技法、「ホ・オポノポノ」です。最近いろんなところで紹介されているので、聞いたことがある人もいらっしゃるかもしれません。
私は昨年の10月に、ホ・オポノポノの第一人者であるイハレアカラ・ヒューレン博士の講演を聞き、著書を読み、その奥深さに今までにない感動と衝撃を受けました。半年間実践してきて、その時なんとなく理解はできたことが、よりクリアに見えるようになってきたので、うまくそのエッセンスが伝えられるかどうかわかりませんが、ここで紹介したいと思います。

まず、以下にヒューレン博士の友人の書いた文章の一部を転載します。

二年前に、ハワイに住む一人のセラピストの話を聞いた。
その人は触法精神障害者(訳注:刑法罰に問われたものの、
精神障害を理由に不起訴、減刑、あるいは無罪となった人のこと)
の病棟に収容されていた人たち全員を、
誰一人診察することなく癒したそうだ。
その心理学者(医師)は患者のカルテを読み、
自分がどのようにして
その人の病気を創りだしたのかを理解するために、
自分の内側を見たのだそうだ。
彼が自分自身を改善するにつれて、患者も改善したという。
(中略)
彼の名はイハレアカラヒューレン博士。
私たちは最初の電話でたぶん一時間は話しただろう。
彼にセラピストとしての仕事の全貌を
語ってくれるようお願いした。
彼はハワイ州立病院で4年間働いたことを話してくれた。
触法精神障害者を収容していた病棟は危険なところで、
心理学者や医師は月単位でやめていき、
職員はよく病欠の電話をかけてきて、
やめていく人もいたそうだ。

人々がその病棟内を歩くときには、
患者に攻撃されないように壁に背中をくっつけて通ったらしい。
それは生活するにも働くにも訪ねるにも
心地よい場所ではなかった。
レン博士は一度も患者を診なかったのだそうだ。
彼は診療室を持って
患者らのファイルに目を通すことには合意した。
それらのファイルを見ながら、彼は自分自身に働きかけた。
彼が自分自身に働きかけるにつれて、
患者に癒しが起きはじめた。

「2、3月後には、以前は手足を縛られていた患者たちが、
自由に歩くことを許可されていました」と彼は言った。
「多量の投薬が必要だった人たちは、
投薬をやめつつありました。
そして退院の見込みのなかった人たちが
退院していったのです。」

私は畏敬の念に打たれた。
「それだけではありません」彼は続けた。
「職員が仕事に来ることを楽しみ始めたのです。
常習的欠勤や退職は消え去りました。
患者は退院していくし、
職員全員が仕事に来るようになったので、
最後には必要以上の人数の職員が残りました。
現在、その病棟は閉鎖されています。」
(後略)

これでは、まだ何のことかわからないですよね。
ヒューレン博士がこの収容施設で行ったことは、ただ患者のファイルを見て、「患者を犯罪者と見る、自分のなかにある情報」を消去しただけだといいます。

ホ・オポノポノでは、世の中に起こる問題は、「潜在意識のなかの情報(過去の記憶)の再生」と考えます。

私たちが病気になったり、仕事がうまくいかなかったり、人間関係に悩んだり、お金の問題で苦しんだりするのは、それはすべて「過去の記憶」のせいらしい(この場合、自分の記憶だけではなく、宇宙誕生から今日までの、生命の記憶)。記憶がない「ゼロの状態」で物事を見れば、先入観も偏見もなく、すべてのことを「色めがね」なしに見ることができる。だから、その潜在意識の記憶を消去する=「手放す」=クリーニング(浄化)することで問題を解決する、というのがこのホ・オポノポノの考え方です。

ホ・オポノポノの考え方、といっても、これはとくに目新しいものではありません。
ブッタは「空」=ゼロになれば光が届き、すべてが与えられる、と説いていますし、イエス・キリストは、「汝の敵を愛しなさい」と説いています。ここでいう敵は、自分自身の中の先入観、偏見、嫉妬、恐れ、不安、あらゆる情報のことを指していて、その情報を愛し、感謝することで情報が消去されると説いています。シェイクスピアも「無の状態でいなさい、理性こそ狂気、混乱、苦悩の源」と言い、ゲーテも同じことを言っています。

「自分の身に起きたことは100%自分の責任」ということは、このブログでも何度か書いてきたことですが、このホ・オポノポノの考え方では、自分の周りの人に起きている問題、見聞きした問題(国や世界で起こった)すべての問題も100%自分の責任と考えます。私はこれを心から納得するまで時間がかかりました。私の中の情報が、それを納得させなかったということですが・・・。今はoneness(この世はすべてがつながって一つ)ということが理解できるようになったので、このホ・オポノポノもよくわかり、このように考えられるようになると、自分以外の、外側に原因を見つけようとしていたときよりもずっとずっと心が軽くなりました。

そしてその実践すべき「情報の消去」、クリーニングの手段は、「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」という4つの言葉を、その「情報」に向かって「心の中で言う」、というとてもシンプルな方法です。

問題に気付かせてくれた記憶に「悔悛」し、「許し」を乞い、「感謝」して、「愛する」・・・、そしてゼロの状態に戻り、神聖なる知性からインスピレーションを受け取る、というプロセスです。
この4つの言葉は感情をこめて言ったり、誰かに向かって言ったり、何かをイメージしたりする必要はなく、いつでも、どこでも、順番も関係なく、何度でも好きなだけ、心の中でマントラのように言う、のだそうです。これで問題が解決できるなんて、奇跡か魔法みたいでしょ!?

まあ、やって何かを失うわけでもないし、ぜひやってみてください。
私の場合、去年とても生徒が騒がしく、反抗的なクラスがあり、自分の中のそれに関する情報に対して「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」といい続けていました。
私の中の情報が消去されたのか、今年受け持ったクラスはびっくりするぐらいどのクラスもやりやすいです。

こちらは、ホ・オポノポノソング

唄いながらクリーニングできます♪

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