暗闇で”生”を深める
『ダイアローグ イン ザ ダーク』
日常生活のさまざまな内容をまっくらな空間で、聴覚や触覚など視覚以外の感覚を使って体験するエンターテインメント形式のワークショップ。(Wikipediaより)
今日は、この『ダイアローグ イン ザ ダーク』を体験してきました。
友人がここのアテンドと呼ばれるスタッフをしていて、「一度参加してみて」と勧めてくれました。
コンセプトを聞いたとき、これはぜひ体験してみたい!とものすごく惹かれるものを感じました。
なぜかというと(ちょっと長いですが)、
「真理の探究」「死後の世界」「目覚め・悟り」「非二元性の教え」にものすごく興味があり、
それについて書かれた本をたくさん読み、
指導者の話を聞きに行き、
瞑想や目覚めのワークをいっぱいして、
サットサンやリトリート、講演会やイベントに参加して、、、
「非二元性」について、
頭では理解できているし、
論理的に説明もできるし、
真実としてはっきりと腑に落ちている。。。
でも!
依然として、自分はバラバラの個人だと思っているし、
自分とは別に、「他人」や「外の世界」がリアルに存在しているように見えている。
つまり、「わかっている」のに、「実体験」できない。
今そんな状態なのですが、
「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」に参加して視覚情報を一切遮断することにより、
非二元の世界の?プチ疑似体験”ができるのではないか、ということで興味が湧いたのです。
(全然違うとは思うけれど、、、要は、当たり前ではない世界を体験したかったんです!)
実際のワークショップの内容を書いてしまうと、ネタバレになってしまうので、
できるだけ控えますが、
とにかく、すごい体験でした!!!!!
いろんなことを思ったり感じたりしたけれど、うまく言葉にできるかなあ・・。
まず、一切の光がない完全な暗闇というのが、なんと新鮮だったことか。
最初、その暗闇の中に入ったとき、不安で恐怖でプチパニックになりました。
自分の意志で入っていったにもかかわらず、未知の世界に置いてきぼりにされたような感覚になったのです。
普段どれほど視覚に依存して生きているのか、ということがよくわかった。
このワークショップでは、一回のグループはわずか8名までで(今日は6名でした)、
視覚障がい者の方、つまり暗闇のエキスパートさん2人が私たち参加者を案内し、サポートしてくれます。
勧めてくれた友人が今日はその一人でした。
普段彼女と行動を共にするときは、私がアテンドしているのが、ここでは立場が逆転。
彼女たちのサポートなしには、何も、文字通り本当に何もできないのです。
手を少し動かすこと、足をたった一歩前に出すことさえも勇気がいります・・・。
このワークショップで使われる空間のことは、もちろん彼らアテンドは熟知しているし、
それほどの広くもないので、自由に軽快に動き回れるのはまあ当たり前なのかもしれませんが(それでも驚きでしたが)、
彼女が普段一人で大阪ー東京間を移動したり、不慣れな土地でも不測の事態にも臆せず前に進んでいくことができるというのが、もう本当にアンビリーバボーとしかいえない。。。
暗闇で行動するということを体験して改めて、彼らの凄い能力に脱帽しました。
光の世界と暗闇の世界、見える世界と見えない世界、立場が逆になり、自由と不自由が入れ替わる。
今までどこかで「気の毒だ」とか、「助けてあげなきゃ」と思っていたのは、なんか違ってたというのがわかる。
視覚という制限の中に閉じ込められて、不自由さを体験しているのは、むしろ視覚中心に生きている健常者の方なのかもしれない・・・
そんなことを思ったりもしました。
ちなみにこの友人はプロの歌手でもあり、彼女の歌からは、視覚という制限がないからこその空間の広がりが感じられ(それななかなか真似ができるものではない)、それが人の心を惹きつけるというのを常々感じていました。
話を戻しますが、このワークショップは約1時間ちょっとの体験時間なのですが、
私としてはもう少しだけ長く体験したかったなあ。。。
真っ暗の中での不安が解消され、新しい世界認識にようやく慣れそう・・・、視覚以外の知覚器官がちょっと活性化してきたかな、と思っている矢先に終わってしまった。
人によって、感じることはそれぞれだとわかっているけれど、
HPの体験談などを読んでいると、「あの短時間でそんなことを感じられるなんてすごいなあー」と人の感性が羨ましく思えたりもしました。
特に脱帽だったのが、7歳の女の子の感想。
子どもの感性ってすごいですね。
そして、このイベントでは、周りの人が見えない、自分の輪郭さえも見えない、そんな中でグループの人たちと声を掛け合って、連帯感を作っていくことがプロジェクトの醍醐味?のようですが、
それはそれで素晴らしい発見がいっぱいあって面白い体験だったのですが、
ここに「静寂」というのが加わると、どうなるのだろう?というのが、次に関心を持ったことでした。
善光寺のお戒壇巡りというのがあって、これは真っ暗闇の中を手探りで進んでいくお参りで、これは「対話」がないらしい。
これも一度体験してみたいなあ・・・。
とにかくこの『ダイアローグ イン ザ ダーク』、「当たり前が当たり前でなくなる」という意味で、
かなり新鮮な体験です。
東京には常設会場があり、大阪では今回の開催期間が12月23日まで、次回は来年の2月2日~3月24日までです。
(東京と大阪では、内容が若干違うようです)
興味のある方、ぜひ、ぜひ一度「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を体験してみてください。
私もリピ―トしようと思います。
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