「引き寄せの法則の実践」というのは、簡単にいえば「思いを現実化させていく」方法とその実践のことをいいます。

わたしも引き寄せの法則には関心があり、引き寄せを説いた本、引き寄せに関する本は今までに５０冊以上読んだと思います。

詳しい理論と実践法は他の本の説明に任せるとして、
わたしなりに発見した「引き寄せ」に不可欠な要素をあげるとしたら、

1. 感謝力
2. 調和したバイオフォトンが出ている身体
3. 内感力・・・身体(潜在意識)を量子的に観察(感じる)する力

この３つです。

この中で一番大切なのが感謝力かもしれません。

感謝が大事というのはちまたでもよく聞くと思いますが、
人に「感謝しなさい」と言われて今日からすぐにできるものでもないのです。

多くの人は決定的に感謝力が足りていない状況にあるのです。
これは、その反対の「足りない病」があまりにも深刻だからです。
これは、歪んだ教育と物質至上主義の文明の産物といえます。
小さい頃から、「あなたにはあれが足らない、これが足らない、だからそれを手に入れるためにもっともっと努力するべきだ」と毎日毎日いろんなところで刷り込まれてきました。

だから、足らないものにしか意識が向かないようにマインドが固定されてしまっているのです。
これは私たちが「感謝できない人間」になるように教育されてきたといっても言い過ぎではありません。

そこへきて、「もっと感謝しなさい」というのは、病気で寝込んでいる人に「もっと汗水足らして働きなさい」というぐらいハードルが高い要求なのです。

病気の人はまず病気を癒してからでないと働けません。

感謝できるようになるには、まず「足りない病」を癒す必要があります。
足りない病を癒すために、８年ぐらい前からインナーチャイルドを癒したり、観念を調べ書き換えたり、自己愛を増やしたりということをしてきました。

それらの心理的なアプローチはとてもとても効果があったと思います。

でも、この「足らない病」は思ったより根深く深刻でした。
癒しても癒しても、少しずつは変わっていくのですが、完治するにはほど遠い感じがするのです。
「足らない病」が完治するってことはつまり、すでにすべて手にしていたということに気づくことです。
つまり神意識(本当の自分)に戻るってことです。
私たちはもともと神意識そのものであり、そこから一度も切り離されたことがありません。
ただ、今の人間の意識がいかにそこから遠く離れてしまっているか、、、。

５年前にありがとうおじさんの教えに出会い、そこから「感謝の真祈り」を始めました。
ありがとうおじさんの降ろされた「宇宙神ありがとうございます」の言霊は、神意識から離れてしまった私たちの意識を、神意識と最速で繋げてひとつにしていく働きを持っているといいます。

それが本当なのか、わたしが知るよしもありません。
わたしがわかったのは、この教えを説いているありがとうおじさんの中に、この「足らない病」が微塵も感じられないこと(=つまり今まで出会った誰よりも神意識を体現している人)、その教えを忠実に実践している人たちが、他のどんな人たちよりも「足らない病」を素早く克服していっているということでした。

「宇宙神ありがとうございます」にどれだけのパワーがあるのか、わたしのちっぽけな脳みそ(前頭葉)では計り知れませんでしたが、脳みそよりも賢い“身体”はそれを知っていたようです。
「宇宙神ありがとうございます」を心のなかで何回も唱えていると、飢え乾いた心が少しずつ満たされていくのがわかりました。

「足りない病」が癒えてくるスピードも今までの心理的なアプローチだけをしている時とは比べ物にならないぐらい早いと感じました。

足りない病が癒えてくると、おのずと感謝力があがっていきます。
足らない足らないと思っていたのは錯覚で、気づけばもうすでにほしいものは持っている、与えられているということがだんだんわかってきたのです。

そうなると、引き寄せの実践も早くなります。
「こうなったらいいな」と思うことが、すぐに与えられたり、ものすごく早く形になったりするのです。

外の現実の世界というのは、内の世界の投影です。
自分の内側が「すでに持っている、すでに与えられている」と満たされているから、そこから発生するバイブレーションが現象となって次々に豊かさとして現れるのです。

もちろん、まだまだわたしも感謝行の道の入り口に入ったぐらいかもしれません。
この人生だけで達成できるものでもないのでしょう。

そういうことも少しずつ見えてきました。

というわけで、「引き寄せ」に必要なエッセンスの残り二つについてはまた改めて書こうと思います。