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みんな天才!

前回紹介した『天才を殺す凡人』の中に、「天才には凡人や秀才には見えない真実が見える」という才能がある、と書かれています。

実はこれが、天才が殺される原因になってるんですよね。

全体の構図、とか、普遍性、とか、未来、とか、隠れた真実、人の潜在意識、前頭葉で変換される前の第一次情報としての色音形とか。要するに「本質」といってもいい。

天才はそれを他の人も見えていると思っているし、他の人たちは、見えない=存在しない、なので、天才に自分たちが見えてないことが見えてるとは思えない。

そんなところからコミュニケーションの断絶がはじまります。

天才が「こうしたらいい!」というのは世界を良くしたいということしかないのですが、全体のことを考えるとおのずと誰かの都合や立場(ストーリー)、ルールなどは一切無視(関心ない)になるので、結果、調和を乱すか空氣読めない発言になってしまいます。

凡人はそんな天才に対して「この人はおかしい」、「普通はこうなのよ」、「まだ若いから分からないんだね」とかいって、常識や多数決で排斥しようとする。

秀才は「こいつは何もわかってないな、教えてあげないと」と、教科書で学んできた知識や善悪で諭そうとする。

だれも天才の言うことに真剣に耳を傾けない、、、

天才は全体にとって良きことを言ってるのに、なぜ自分が排斥されようとしてるのか、諭されようとしてるのか訳がわからない、そして天才の一般人に対する説明能力の弱さから、人をどう説得すればいいのかわからないので感情的になることもあります。

天才が怒るときは主にこういう理由。

そんな天才に対して、凡人や秀才は自分たちが正しいと思っているから、何でそんなに怒ってるのか理解できないので、「取り扱い注意」のレッテルを貼ります。

そうやって世間から虐げられていく天才たちの心の闇はどんどん深まり、才能はつぶされていくのです。

これまでの歴史を見てもこの『人間力学』の例はたくさん見られましたが、
今でも日常的に、こういうことが繰り広げられているのを目の当たりにしますよね。

ちなみに、「共感性」や「再現性」は数や結果などで直接測ることができるけれど、「創造性」つまり天才かどうかは直接観測できない。
ただ、凡人がどれぐらい「反発するか」を見れば、間接的に測ることができるとのこと。
つまり、疎まれる天才ほど世界を進化させる力を秘めているということですね。

ルパート・シェルドレイクの形態形成場仮説なんかは、科学雑誌『ネイチャー』から「禁書に値する本」と攻撃されるぐらいだから、彼こそが天才であり、この仮説がいかに世界にイノベーションを巻き起こすものかということがこのことからもわかります。

前に紹介した「トーションフィールド・セオリー」もしかり。

そして!この本の中にもしっかり書かれていましたが、
この『人間力学』は、自分自身の中にも見られるということです。

本当は一人ひとりの中に「天才」がいるのだけれど、同時に「天才を殺す秀才」と「凡人」もいる。
なぜ自分は天才ではないか、つまり創造性が発揮できないのかといえば、
それは、「若い頃の教育の過程で自分の中の天才(創造主)を殺してしまったから」なのだと。

あるとき突然素晴らしいインスピレーションや啓示のようなものが降りてきて、新しいステージに向かっていけそうなワクワクするようなことがあっても、次の瞬間に「でも失敗するかも」、「変だと思われたらどうしよう」というふうに、自分の中の秀才や凡人がボコボコと現れ、そのインスピレーションや啓示をお蔵入りにしていしまう、だからいつまでたっても同じパターンの繰り返し、、、ということが日常的に起こっているのです。

では、自分の中の天才を生かしていくにはどうすればよいのか。
それは、「他人の言葉をデトックスする」ことだと、この本では提案されています。

もう、本当にその通りとしかいえません。

普段自分が思考していること、話していることの中にどれぐらい「自らの言葉」があるか考えたことありますか?

思考観察(内観)を何年も何年も続けていけばわかるのですが、
思考や話している言葉のほとんどが、「他人から借りた言葉」なのです。

外からインプットした言葉をただアウトプットしているだけなのです。

そんな「借り物の言葉」でコミュニケーションしているうちは、人の心を動かすことができない。
絶対に人と繋がれないし、わかりあえない。

自分の思考の大半を占めている「他人から借りた言葉」、「秀才の言葉(つまり論理やルール、善悪など)」、、これが、創造性のリミッターなのです。

このリミッターを見つけて、外していく、そして一度殺してしまった自分の中の天才(創造主)をもう一度蘇らせないといけません。

リミッターを見つけて外していくのが、思考観察やセラピー。
脳幹活性は、内なる天才に息吹を与えます。
そして内なる天才の協力者である秀才(エリートスーパーマン)、凡人(共感の神)を自分の中で育てて、仲良く手を組ませ(⇒統合)、活動しやすいように場所(からだ)を清めて整える(⇒瞑想、お祈り)。

自分の内側の「人間力学」を変えたら、それが外側に投影されて目の前の人間関係も必ず良くなり、みんなが才能を生かしやすい環境に変わっていきます。

 

人間のアセンションは、マインド(思考)とハート(感情)とガッツ(腹、身体)という3つのセンターを開いていくことによって起こるということですが、この本に書かれていることと一致しています。
マインドセンター(=再現性)、ハート(=共感性)、ガッツ(=創造性)ですね。

単なるビジネス書だと思って読んでいたら、なかなか深い本でした。

ボイスエンライトメントの方でも、このテーマで書きたいことがあるので、書いたらぜひ読んでください。

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