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なぜ瞑想するのか~不幸になるための訓練から抜け出すには

※2015年7月31日の記事の再投稿です。その下にイベントお知らせがあります。

不幸になるための訓練をしている私たち

世界中の人が願っていること、それは幸せになること。
毎年お正月に多くの人が初詣に行くのも、
「幸せになりますように」、とお祈りにいくのですよね。

それで、ある記事を読んで、「ふむ」と思ったのは、
私たち実際は、これまでの人生を通して、毎日「不幸」になるための訓練をしてきた
それが、多くの人が幸せを感じられない、最大の理由だといいます。

不幸になるための訓練・・・。
どういうことかといいますと、まず私たちは、
「今ある状況・環境に対し、自分の理想がある。
そして、その理想が現実となったときに、ようやく幸せになれる」
という最大の勘違いをしています。

理想の人間関係、理想のパートナー、理想の子どもの成長過程、理想の収入、理想の預金残高、理想の住居、理想の生活スタイル、理想の容姿、理想の自分像、理想の職場、理想の世の中・・・、
それらが実現したら、ようやく自分は幸せになれると。

つまり、幸せとは、自分をとりまく状況や環境に左右されるものだと。
だから、日々とにかくやることは、ただ一つ、自分の理想を追求すること。

その追求していく道中において、自分の理想に当てはまらないものに対しては、嫌うか抵抗するか、排除しようとするか、改善しようとするか、闘うか、を必死でやります。

波長の合わない誰かの言動に憤りを感じたり、
思い通りに行動してくれない子どもに腹を立てたり、
自分の不本意な言動に自己嫌悪におちいったり、
期待を裏切るパートナーの振る舞いに対してショックを受けたり、
暑すぎる、寒すぎる、雨が降ってきたといっては不快な気分になり、
乗りたい電車に乗り遅れてがっかりしたり、
交通渋滞に巻き込まれてイライラしたり、
自分の理想を実現している人に嫉妬したり、
貯金残高を見てはブルーな気分になり、
家賃や公共料金を払うのに四苦八苦し、
隣人の出す騒音に対して嫌悪感を抱き、、、

・・・と、自分では気づいていようがいまいが、
毎瞬、毎秒、私たちの心はいつも、自分の理想を妨げるものと戦っているのです。

これは、ある意味、社会のシステムがそう仕向けるようになっているのです。
学校では、「努力して、理想の自分を実現しなさい」、と未来志向を教えます。
現代の資本主義システムは、どこまでいってもみんなが等しく満足できないしくみになっています。
宗教は、「あなたの邪な生き方を改めなさい」と教えます。
コマーシャルは、「それを所有していないと、幸せになれないよ(所有の強迫観念)」と洗脳します。

こうやって私たち、「理想の~」を追求する中で、
日々、毎瞬毎瞬、長年に渡り、心を戦わせながら「不幸」になるための訓練をしているわけです。
心は、目の前の現実が「自分の理想かどうか」を識別しながら常に戦っているわけなのですが、
識別するために「心」は、それが良いのか悪いのか、正しいのか間違っているのか、上か下か、好きか嫌いかを判断しなければなりません。

この、心が現象に対して下す“判断”こそが、私たちの「不幸」を作りだす原因です。
これは嫌い、これは悪い、これは間違っている、これは下、と“判断”したとき、ネガティブな感情や思考が湧いてきます。
もう少し言うと、この「心」というフィルターが、自分なのだと勘違いしている、
つまり「心」と「自分」を同一視していることが、人間の最大の不幸の原因です。
※先日ご紹介した映画《インサイドヘッド》は、そのあたりの勘違いを解いてくれるのに役立つかも。

「心」と「自分」の同一化を外していくのが、瞑想

ではどうすればこの「不幸の訓練」のサイクルから抜け出せるのかというと、
「心」と「自分」の同一化を外して、「心」に囚われない、純粋な意識で物事をとらえられるようにしていく、のです。
これが瞑想の目的です。

瞑想とは、「心」と「自分」の同一化を外していくプロセスです。
プロセスとしてまず、自分の「心」の存在、その動き、を見つめていきます。
見つめているのは誰か、それが本当の自分(対象化することのできない意識・アウェアネス)です。

見つめていると、「心」の動きはだんだん静かになっていきます。
判断し、分析し、解釈し、定義し、評価し、戦うことに忙しかった「心」の働きが、
見つめることで自動的に静まってくるのです(自分で無理に“動き”を止めなくてもいい)。

「心の働き」が静まってくると、「心」とは関係なく存在している純粋な意識=本当の私、がようやく表に現れます。
この純粋な意識は、ものごと、現象をありのままに見て、感じます。

判断も、分析も、解釈もしない、戦わないので、
現象や置かれた状況に影響されたり振り回されたりすることはありません。

そうすると私たちはようやく、今までに体験してきたすべてのストレスや不満や葛藤は、「心」が作りだしていた妄想だったのだ、
ということに気づきます。

こうやって私たちは、瞑想を通じてあらゆるストレス、不満、葛藤から自由になることができます。
本当の幸せとは、状況・環境・現象に関係なく、既に存在している純粋な意識に気づくこと、だということです。

今まで私たちは、「不幸になる」訓練をさんざんしてきて、
それはもうすでにプロフェッショナルの域に達しています。

これからは「幸せ」になる(本当の幸せに気づく)訓練をしていきたいですよね。

さて、瞑想というと、山にこもったり、滝にうたれたり、特別な呼吸をしたり、何か修行的なものをイメージするかもしれませんが、
前述のとおり、瞑想は“行為”そのものではなく、意識の状態・プロセスのことを指します。
だから本当は、何か特別の姿勢や時間帯や場所が必要なわけではなく、日々の生活の中で、
たとえば家事をしながら、電車に乗っているとき、散歩しながら、人と会話しながらでさえ、
いつでもどこでもできることです。

ただ最初のうちは、他の雑務から離れてなるべく騒音のない静かで快適な場所で、
ある程度の時間を確保して実践してみるのがいいかと思います。

お知らせ

グループ瞑想会

グループ瞑想会をしてほしいというリクエストがあり、来月14日に開催することにしました。
いろんな瞑想法がありますが、今回は「インナーボディを意識する瞑想」を中心に行います。
瞑想に入りやすいように、まず呼吸法や簡単な身体のエクササイズから行っていきます。
ビギナーの方にも、ていねいにコツなどを伝授します。
「瞑想」という言葉に氣構えてしまう人も大丈夫。
まずは、瞑想に持っているイメージを見つけて手放していくところからスタートしましょう。

瞑想は、一人でするよりも、複数でする方が深い意識に誘われやすいです。
波動干渉が起こるのですね。
なので、普段やってみるけれどなかなか深い意識までいかない、という人も、ぜひグループの力を借りてみてください。

日時:12月14日(木)10:30~12:00
場所:クオレヴォーチェサロン(吹田市)
参加費:2000円
定員:5名

終了後、お時間がある人は、ナチュラルキッチン菜ずなさんの健康マクロビ弁当(毎週火・木しか食べられない!)を一緒に食べませんか?味噌汁つき800円でボリュームたっぷり、とっても美味しいです!

心と魂の読書会をはじめます

わたし(宍倉)がチョイスした「心と魂の栄養になる本」を、集まってみんなで読み、感じたことをシェアする会です。
一人ではなかなかじっくり読めない本を、グループで読むことで理解を深めていきます。

まず第1回目からの本として選んだのは、島野隆著「病んだ心から健康な心への道(ハイブリッド人生心理学 入門編上―怒りのない人生へ―)」です。

島野先生の提唱されているハイブリッド心理学は、内面感情をじっくり癒していくことと、心を成長していくために外界にどう建設的に対処していくか、という2面をバランスよく網羅している、とても素晴らしいセオリー・教えで、わたし自身もこの心理学から多くのことを学びました。

その島野先生にも少しメールのやり取りでご相談させていただき、読書会での進め方についてアドバイスをいただきました。

先生の著書は、すべてご本人のサイトから無料ダウンロードできます。
ものすごいボリュームです!
ここまで惜しみなくご自身を与え尽くすことができるって素晴らしいですね。

読書会の時は、ご自身でプリントアウトしたものを用意していただいてもいいですし、
うちで製本したものでよければお譲りします。

【心と魂の読書会 第1回目】
日時:12月13日(水)19:00~20:30
場所:クオレヴォーチェサロン
参加費:500円(お茶代込み)+プリント・製本代
定員:5名(2名より開催)
※本は前もって読んでこなくてもOKです。1章ぐらいずつ、みんなで読み合わせします。

読書会は、午前中開催、Skype会などリクエストがあればやっていきたいと思います。
この日は参加できないけれど、読書会に参加したいという方は、ぜひご連絡ください。
月1~2回の頻度で開催予定です。

その後予定しているのは、、、

  • ニュー・アース(エックハルト・トール著)
  • タオを生きる(バイロン・ケイティ著)
  • 黎明(葦原瑞穂著)
  • 愛への帰還~光への道「奇跡の学習コース」~(マリアン・ウィリアムソン著)

など、わたしが折に触れて読んでいる本です。

お問い合わせはこちらからどうぞ。

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