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『ニューアース』読書会に参加しました。

※この記事は、2013年4月6日の過去記事を加筆修正したものです。

エックハルト・トールの「ニューアース」読書会、第1回目に参加してきました。
スペースまほろば、中野真作先生主催です。
昨日はエックハルト本愛読者が11人集まりました!

関西にエックハルト好きがこんなにいたなんて。
しかも、スピの集まりにしては珍しくほとんどが男性でした。

スピリチュアル、心理学、自己啓発など読み尽くしてきて、『ニューアース』を読んでから「もうこの1冊以外はいらない」という境地に至った人、エックハルト・トールが大好きで、彼の著書の中の言葉をツイッターで2時間ごとにつぶやいている人などかなり熱いファンもいれば、買ったけどなかなか読み進まない人、難しくて読むのに苦労したという人もいたりで、ニューアースとの関わり方も皆さんいろいろでした。

私がこの本を知ったのは、カウンセリングの先生である溝口あゆかさんの愛読書だということからでしたが、最初読んだときは確かに難しかったけど、あの時はとにかく自分を救済するために必死で読み終えた、という感じでしたね。。。

読んだら何かが変わった、という実感はありました。
本気で自己変容したい人たちにも「読め、読め」と薦めてきました。
普段よく本を読むため、本が増えたら時々まとめて売るようにしているのですが、この本だけはずーっとうちの本棚に居続けています。

この本が他のスピリチュアルな本と違うのは、他の一般的なスピリチュアルの教えの本では、私たちは本来は愛(普遍意識)そのものなんだよ、という語り口で、愛(普遍意識)とは何かに光があたっているのに対して、『ニューアース』では、愛じゃないものに光があたっているというところです。
愛じゃないもの、つまりエゴなんだけど、エゴはこうでこういうものだ、ということが徹底的に語られています。

そしてエゴの実体がはっきりしてきたところで、そうじゃないもの、それを超えたところにあるもの(つまり普遍意識)が見えてくる、というからくり?になっています。
そういう意味でとても画期的なスピ本なのであります。

私たちはいきなりのっけから「真の愛」を追求したところでなかなかそれを知ることはできず、「真の愛」を知るためにはまずは「真の愛」じゃない自分(私という夢・ストーリーから目覚めていない自分=エゴの実体)を自覚することが必要なのだと、中野先生もおっしゃっていました。

つまり、なんかいつでも何かもの足らない感じだったりとか、世界でたった一人ぼっちで生きているような感覚だとか、人よりも劣っている感覚だったりとか、自分が取るに足らないちっぽけな存在であるような感覚だとか、いつも誰かに責められるのではないかという感覚とか、自分は誰よりも不幸なのではないかとか、もっといい人間になりたいとか、恥ずかしいとか誰かへの怒りとか、死や老いへの恐怖とか。。。そういうことをちゃんとじっくり通過することが不可欠みたい。

私も去年は、昨今の目覚めブームの影響もあり、どうやったら個としての私という夢から早く目覚めることができるのか、ということばかりに気を取られていたけど、今年になって気持ちに変化が出て、もう少しこの夢をしっかり味わってやろうじゃないの、と思うようになったのも、まだそういうプロセスの段階ではなかった(つまり、もっとエゴを見つめ、エゴを確立する必要がある)ということに気づけたからなのかなと思います。

というわけで、相変わらずエゴどっぷりな毎日ですが、去年の「目覚めブーム」を経ているかいないかで、昔のエゴどっぷりとはわけが違う。
エゴどっぷりなんだけど、どこかクールな部分がそんなエゴを客観的に見つめている感覚はずっとあるのです。

「ニューアース」読書会、面白かったのでまた参加しようと思います~。

追記(2018年10月19日)

まず、『ニューアース』は、一晩で一気に読めるような本ではありません。
普遍的なメッセージなので、言葉ではなく、その奥にある次元を感じながら読むと、何日もかかって読み終えるのが普通だと思います。

今までたくさんの方にこの本を勧めてきましたが、意外と10代後半とか20代前半とか、若い人の方が「よくわかる」と言います。

まだ、本当の自分でないもの(=エゴ)との同一化がそんなに進んでいないからなのかな。

『ニューアース』、読んでみたけれどピンとこなかった、言葉が入ってこなかった、面白くなかったという人は、
ぜひ、この本に書かれていることは、人間という種についてではなく、あるいは普遍的なことを知りたい特別な人たちのことではなく、あなた自身について書かれているのだ、と思いながら読んでみて下さい。

ここに書かれている事は、本当にすべて、あなた自身のことなのです。

そして、ただ知識として知るに留まらず、日々の生活のあらゆる場面を、『ニューアース』の視点から見つめて体験していくのです。

それから、『ニューアース』と合わせてオススメなのは、同じくエックハルト・トールの『パワー・オブ・ナウ(さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる)』です。

『ニューアース』の方がエゴという偽者の自分について解説しているとすると、『パワー・オブ・ナウ』は、本当の自分(普遍意識)について、そしてそれに戻る・繋がるにはどうすればいいかということについて解説されています。

この2冊はぜひ手元に置いておいて、折に触れて読まれることをおすすめします。

 


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