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ヴィパッサナー瞑想

日曜日は第3回目のワークショップでした。
何度か参加いただいているメンバーばかりだったので、お互いのラポール(信頼関係)も築けてさらにそれぞれが新しい自分を発見できたように思います。
ワークショップってほんと楽しい~。
私も毎回たくさんの気づきや感動を得られます。
こんな機会を与えてくださる参加者の皆様には、たいへん感謝しています。

さて、昨日のワークショップの中で、ヴィパッサナー瞑想というのを紹介してみんなでやりました。
ヴィパッサナー瞑想というのは、ブッダが悟りを開いたときの瞑想法みたいです。
そんなすごい瞑想の割に知名度低いですが。
今日はそのヴィパッサナー瞑想について書きます。
電車の中など公の場で、ぶつぶつ独り言をエンドレスでつぶやいている人たまに見かけますよね。
周りの人はちょっと特異な目でその人のことを眺めています。
私のバイブルの一つである『ニューアース』という本に書いてあったのですが、そのつぶやいている人と私たちの違いはたった一つ、心のおしゃべりを声に出しているか出していないかなのだそう。
つまり、私たちの心の中では、寝ている時間以外は24時間、彼らと同じようにエンドレスでおしゃべり=妄想が続いているのです。
そして、その妄想の内容のほとんどが過去についてか未来についてなのです。

人はなんで苦しいのか。
それは、過去や未来に生きるからだといいます。
現実からではなく、自分が絶えず創り続けているストーリーから悩みが生じます。
今一瞬一瞬を生きている人からは苦しみは生まれません。
過去への妄想からは、怒り、悲しみ、挫折感、失望、恥、罪悪感などが生まれ、未来への妄想からは、不安や過剰な期待が生まれます。

瞑想の目的は、このエンドレスの妄想を止めることにあります。

一般的な瞑想は、呼吸とか炎とかマントラとか一つのことに集中することで雑念を止めます。
これは何度かやってみましたが、私には難しかった・・・。

ヴィパッサナー瞑想の「ヴィパッサナー」とは、「ありのままに観る」という意味で、この瞑想は他の瞑想と違って雑念を許します。
自分の無意識の行動、言動、感情、思いにどんどん“気づき”を入れていくというやり方。
電車の中で独り言をつぶやいている人をじっくり観察しながら実況中継していくような感じかな。(ふーん、あの人そんなこと思っているんだな。そしてとても怒っている。座った。手を強くにぎりしめている。体がリラックスしてないみたい。空を見つめている。足を掻いた。蚊に刺されたのかな。)・・・。
それを自分自身にやるんです。

「見る」「聞こえる」「触れる」「におう」「感じる」「思う」・・・一瞬一瞬知覚したことをありのまま観察していきます。
すると、普段聞こえない電化製品の音、時計の音、遠くで走る車の音、風の音が聞こえきたり、普段目に入らなかったような道端の小さな花に気づいたり、風が頬に触れるのを感じたり、自分の体の癖が妙に気になりだしたり・・・。

「今、ここ」に意識を置くことで、自然に妄想がストップしていきます。そして、真実がよく見えるようになるのです。ありのままを受け入れ、優しい気持ちになります。
修行としてのヴィパッサナー瞑想は、30分~40分、座って瞑想したり、立って瞑想したり、歩く瞑想というのもあるそうですが、もっと日常的にカジュアルにもできます。
今この瞬間に?気づき“を入れていくだけですから・・・。

「忙しくて、一人で静かにできる時間が確保できない。」という人でも大丈夫。
通勤電車の中、仕事中、人としゃべっている時、家事をしながら・・・。
一日1分でも、四六時中でもできます。超シンプル。

やり始めるとすぐに、思考でベタベタになっていた心がシーンとなっていきます。
あちこちに断片化されたパソコンの保存情報を整理することを、ディスク・デフラグといいます。

この瞑想をやり始めると、脳内のあちこちに散らばった思考の断片がデフラグされていくので、心が静まり、集中力、洞察力、理解力、直観力が劇的に高まります。

「カウンセラーとしての聞き方トレーニング」のときに、この瞑想法を教わりました。
このエッセンスを取り入れながら人の話を聞くアクティブ・リスニングという聞き方です。これを知ってから、今までの聞き方だとどれほど人の話を中途半端にしか聞いていなかったかがわかり愕然としました。
このアクティブ・リスニングを普段誰かにやってしまうと、相手は必ず「自分は惚れられている」って思うから注意、と講師の先生が言ってました。
なので、そう思われたら困る人にはしない方がいいです(笑)。

今日から1日10分のヴィパッサナー瞑想、はじめてみませんか??

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