パートナーシップと成長のプロセス~無価値感を癒す
前回の続きです。
恋愛などは、この「相手の内在的論理を掴む」ということのレッスンの連続だと思ってほぼ間違いないでしょう。
恋愛が始まると、ほとんどの人が相手の言動を自分自身の内在論理を使ってあーだこーだと思い巡らしながら過ごすものです。
≪依存の段階≫だと、たとえば今までは車で家まで送ってくれていた彼が、
「ごめん、今日は疲れているから電車で帰ってくれる?」
と言い始めたとします。
それを、あなたは「ああ、もう私のこと好きじゃなくなったのかな、めんどくさくなったのかな」などと思って傷ついて、見捨てられたような気持になったりします。
以前より会いたいと言ってくる回数が減ると、
(飽きられたんじゃないか、、、)
「もっとこうしてほしい」など不満や欲求をいうようになったら、
(別れたがってるんじゃないか、、、)
突然今まで言われたことのない優しい言葉をかけられると、
(何かやましいことがあるのではなか、、、)
などと考えます。
まあたいての場合はそれは見当違いで、この場合あなたが使っているあなた自身の内在論理は、
「私はそのままでは愛されない」、
「自分は愛される価値がない」
・・・つまり無価値感です。
恋愛の《依存の段階》では、みんなこの無価値感に照らし合わせて相手の言動を解釈しようとするので、傷つき苦しみます。
「無価値感」があると、彼の愛情や優しさを信じられないため、その不安から、「もっと、もっと」と相手の愛情を求めます。
「無価値感」ゆえに心が満たされていないから、それを埋めてくれるものを相手に求めていくわけです。
相手から愛情を求めるには、「何かをしなくては」という思いになって、スケジュールや行動を彼に合わせたり、料理から洗濯からなんでもやってあげたりして、相手に尽くそうとします。
それを相手は『重たい』と感じるようになります。
自分の愛情を信じてもらえないばかりか、「もっと、もっと」と求められるわけですから、素敵だと感じていた彼女を「ウザい」と思うようになるのも当然といえば当然。。
そんな彼の気持ちを感じてあなたは、「これだけ頑張っているのに愛されない。やっぱり自分は愛される価値がないんだ」と、内在的論理をさらに上書きします。
この内在的論理を持っている以上、相手をいくら替えたとしてもうまくいきません。
相手はだれか、というのは究極関係ありません!
ここでやはり、無価値感を癒すということは必要不可欠になってきます。
「自分を愛するレッスン」ですね。
無価値感を癒していくと、他人からの愛情を素直に受け取れるようになるため、人はあなたにもっともっと愛情を与えたくなります。
また、あなたの本来の輝きが増すため、他者から魅力的に映るようになります。
まあ「無価値感を癒す」という作業は、一日二日で終わるものではなく、
ほぼライフワークといってもいいと思います。
「無価値感」を癒すごとに、もっともっと高いレベルの絆、親密感、パートナーシップに到達することができます。
たとえ癒えてなくても、せめて自分の無価値感を自覚しておき、それに照らし合わさずに相手に対する見方を変えていくといいでしょう。
自分の無価値感を脇に置いておくだけでも、相手の本質はより見えやすくなってくるものです。
ということで次回は、「無価値感を癒す」簡単なワークをご紹介しますね。
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