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これからの時代、ニュースとどう接していく?

自慢ではないけど、私は社会情勢、時事ネタにとても疎いです。
普段テレビニュースをみることは滅多になく、新聞も全く読みません。
ネットのニューストピックなどで、関心があったらたまに開くぐらいです。

よくバラエティ番組の街角インタビューで、「現在の日本の首相は誰ですか?」などと聞かれた若者が、「えー、誰だっけー?石原とちじぃ?」とか答えているのを聞いてもあまり笑えないぐらい、政治も興味ないです(かろうじて首相ぐらいはわかります笑)
世の中のことを知らなくても日常生活を送るのにまったく困ったことがありません。

困ると言えば昔は、「毎日新聞を読むのが常識で、読まない人は世の中の大切なことに関心のないダメな人間」という価値観が刷り込まれていたので、
誰かとの話題で、どこそこであった殺人事件がどうの、あの国際問題がどうの、あの政治家がどうのという話になった時、
知らない話題だと恥ずかしくて冷や汗かいていましたが(エニアグラムタイプ3はええ格好しいなので、知らないともなかなか言えない)、その価値観が外れてからは、どんなに巷ではメジャーなトピックでも、「知らないから教えて」と素直に言えるようになりました。

だいたい、この世で起こっていることなんて無限大にあり、そのほんの一部が誰かの価値判断によって選ばれてその問題が他の問題よりも重要トピックのように重点的に報道されているだけなのに、新聞のトップニュースぐらい知らないのはおかしい、というのはおかしくない?

よその国の時事問題が、自分の家族間の問題よりも社会的に重要だというのは、どうなのだろう。。。
また、世の中には人が幸せな気分になるような喜ばしい話が、そうでない話と同じぐらいあるはずなのに、報道で見るのは暴力、犯罪、事故などダークなものばかり、そのイメージに何十年と反復的に接することで、私たちが「この世は危険で不安なところ」という思いを強めて新たな現実像を作ってしまっているのです。

誤解のないように言うと、発信するマスコミ側が悪いわけではありません。
情報を発信する側と受ける側という区別はないですから。

私たちのエゴ意識は、不安、恐れ、刺激が好きなのです。
ちなみに私は犯罪サスペンスドラマとか映画などは観ますが、やっぱり刺激的で面白いからついつい観てしまいます。

根本的なことをいうと、「ネガティブなもの」、「ポジティブなもの」と決めつけているのはエゴであり、そもそもネガティブもポジティブも存在しないわけです。
ですので、ここで言いたいのは、メディアの影響力は強いから、悪影響を受けないためにも一切の情報を遮断するべきだとか、社会に関心を持つなということではありません。
ようは受け取り側の自覚の問題かな。

◎価値判断なしの、ありのままの事実を伝える報道というものはない。
◎その報道を、自分の価値判断というフィルターを通して見ている。

つまり、誰かによって歪められた事実を、さらに自分で歪めて取り込んでいる、ということがわかっていれば、マスメディアの影響は受け手の問題だとわかり、接し方が変わってきます。
それがわかった上で、自分の中の気づかない歪み(偏見、思い込み、固定観念)に気づくために、テレビや新聞などのメディアを活用する意味は大いにあると思います。

大阪の賢者さんが、このテーマ(社会問題、時事問題)について、過去ログでご自身の見解を述べておられました。
あなたが構うものが力を得る(2012/9/6)

これを読んでどう感じるかも、人それぞれだと思います。

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