「暗闇」、「舞」、「笑い」・・・、
一見何の脈絡もない言葉ですが、
この３つは今、「癒し研究家」でもある私がとーっても関心を持っている「癒し」のツールであり、
今月になって初めて体験したものに関連があります。

体験したものというのが・・・、
「暗闇」は、先日ご紹介したダイアローグ・イン・ザ・ダーク、
「舞」は、千賀一生さんが主宰・普及されているわの舞（これについては後日書きますね）、
「笑い」は、昨日25日に枚岡神社で行われた注連縄掛神事（通称 お笑い神事）のことを指しています。

昨日、「東大阪のとある神社に・・・」と書いたのが、このお笑い神事に参列するためだったんですね。
今日はその「お笑い神事」についてレポートします。

この枚岡神社には、天児屋根命(あめのこやねのみこと)が主祭神として祀られています。
この神様は、岩戸隠れをしてしまった天照大御神(あまてらすおほみかみ)さんに出てきてもらうために、お祭りを行い、祝詞をあげたという、天の岩戸開きに功績をあげた神様として知られています。
この時、アメノウズメという日本最古の踊り子さん（どちらかというと吉本の女芸人？）がエロティックなダンスを踊り、それを見た神々が大爆笑した。
その笑い声に何事かと「天照大御神」さんが扉を開けて出てこられ、世の中が明るくなった、と古事記には記されています。
それで、もう戻らないでくださいよ、ということで縄を張ったのが、「しめ縄」の起源なのだそうですよ。

そういう意味から、枚岡神社では新しい正月を迎えるにあたって、毎年12月25日に新しいしめ縄をかけて、それを通して笑うという神事が太古から行われてきたそうです。
５年前までは、神職の方が40名ぐらいで行っていた神事だったらしいですが、4年前から全国発信して一般参加型にしたそうです。

そんな魅力的な神事に各界の著名人たちも関心があるようで、笑いの力で遺伝子をスイッチオンにすると説く遺伝子工学博士村上和雄さん、『ガラスの仮面』の美内すずえさん、服飾家のさとううさぶろうさん、関西のお笑い芸人さん、その他スピリチュアル界のリーダーたち（はせくらみゆきさん、天下泰平さん・・）が多数参加しておられたみたい。
そういう方たちの発信の影響もあってか、去年は1000人集まり、今年はそれをはるかに凌ぐ人数が集まったようです。

一人一人の意識の集まり・・・集合意識そのものが地球の磁場と連動するということが、欧米では大学などですでに研究→応用され始めています。
空間の磁気を測定する装置を衛星に取り付け、
人の集合意識が地球の磁場にどう影響するかを科学的に厳密に測定する「グローバル・コヒーレンス・プロジェクト」というものが10年以上前からあるそうなのですが、
この測定によると、例えば、2001年9月11日の同時多発テロの時には、大きく磁場の変動が見られました。
また、ダイアナ妃が亡くなられた時など、世界的な事件のほとんどに大きく変動が測定されています！！
また、アメリカの48都市を対象におこなった実験によると、人口1パーセントの住人が、瞑想をおこなったところ、犯罪率が22％減少、犯罪傾向が89％減少したという実証例もあるそうです。

ここからわかるように、多数の人が同時に同じ意識にあることによる影響力ってすごいんです。
そして、笑いのパワーがどれほど人を癒すか、というのは、もうよく知られていますよね。
枚岡神社の宮司さん、「目指すは10万人によるお笑い神事」と言っておられましたが、
実現したら地球が大・大変容しそう。。。

さて、午前10時に始まる神事では、まず新しいしめ縄がかけられ、それから宮司の「あーはっはっー」という発声に続いて参列者も「あーはっはっー」と3回笑うという儀式があり、その後宮司さんのお話に続いて、
20分間みんなで大いに笑い合う、という流れになっています。
「さあみなさん笑ってください」と言われて、はたして腹の底から笑えるものかなーと思っていたら、結構周りの方々のスイッチ入るの早くて、そんな心配無用でした。
途中からだんだん声がシンクロしてきて「あっはっはー、あっはっはー」と掛け声みたいになっていました。
最初の5分は長く感じたけれど、あとはあっという間。
20分よゆーです。

終わりの方になってくると、「ぱっかーん」となってバカらしくなってきて勝手に笑えてきます。
心の岩戸、かなり開いたっぽい（笑）。

ということで、来年25日はぜひ皆さんも一緒に枚岡神社参列しましょ～。


後ろに派手な衣装で立っているのは、関西の人なら知ってるかなー、
元吉本漫才コンビちゃらんぽらんの大西さん。地元が一緒なので、昔は実家の近くでよく見かけた（笑）。
うさぶろうさんや天下泰平さんの笑顔もハナマル！

にほんブログ村

哲学・思想 ブログランキングへ