フォノグラムと三種の神器
親密感を邪魔するもの
お金が欲しい、恋人が欲しい、才能が欲しい、美貌が欲しい、立派な経歴が欲しい、セレブになりたい、旅行行きたい、誰かとイチャイチャしたい、健康になりたい、自信が欲しい、、、と人が何かを渇望する気持ちにはキリがないのですが、究極のところ、私たちがもっとも欲しいものって親密感(intimacy)なんじゃないかと思っています。
親密感、あるいはぬくもり。
パートナーがいる、とか友だちがいる、とかそういう見せかけではなく、自我を超えて深いところでしっかりとハートで繋がっているという“感覚”のこと。
これだけは、どんなにお金があっても買えないし、IQがめちゃくちゃ高くても、手に入れることはできません。
人の悩み苦しみを聞いていると、それぞれの問題の入り口は違うけれど、結局はこの親密感への渇望というところに行き着くような氣がします。
親密感が感じられていれば、どんなに逆境にあっても自殺をしたり、精神疾患になったり、あるいは人や自分を傷つけたいという衝動もおきないのではないでしょうか。
この誰もが欲しい“親密感”ですが、自分が渇望しているとまわりの人がみんなもうすでに持っているように見えてしまいます。
SNSなんかで、誰かが仲間と楽しそうにしている様子やカップルのラブラブの様子の写真を見たり、コメントや「いいね!」の数が多かったりというのを見るたびに、自分の中の“親密感”に渇望している部分が反応して、辛くなったりさびしくなったりします。
でも、本当に揺らぎない親密感を手にしている人というのは世の中そうたくさんいるものではないです。
ほとんどの人は分離の錯覚の中で生きているため、みんな本当は孤独感に悩んでいます。
真の親密感とは、自分と相手を包み込む一体の磁場のようなものなので、それはよほどエネルギーに敏感な人じゃないと表面的にはわからないものです。
だから、まずは「ほとんどの人が親密感を知らなくて、自分だけが孤独なわけじゃない」という認識を持つことが大切。
で、
この親密感を手に入れるために、みんな必死で外にそれを求めます。
新たな出会いの場を探したり、連絡をマメにしたり、相手を悦ばすことをあれこれやってみたり、モテテクを磨いたり、自分がより魅力的に映るように努力したり、、、。
そういうことが全部ムダとはいいませんが、決定的にマズイのは、その前に親密感を邪魔するものを取っ払わないと、目の前にぶら下がったエサを追いかけるラットレースのようになってしまうということ。
親密感を邪魔するもの、それは自分の身体から放たれている“前頭葉磁界”のことです。
先日ご紹介したおにょさんのワークショップでの説明を借りると、頭でごちゃごちゃ考えている状態というのは前頭葉に軸がある状態で、そうすると身体から前頭葉磁界というものが発せられるようです。
これが他者との間のバリアーになってしまう。
先日の記事の中でフォノグラムのことも紹介しましたが、前頭葉が亢進している状態だと、その人の身体のフォノグラムを取ったら渦巻きがたくさんできるそうです。
この渦巻きがたくさんある状態は、音でいえばCの和音とF♯の和音とGマイナーの和音とが一緒に鳴ってる、つまり不協和音が鳴ってる状態で、それが聞こえないまでも、外に磁界として発せられているので、同じように磁界を発している人と近づき合うとなーんか居心地悪い感じになってしまうのです。
自分も身体がだるかったり重かったり、放っておくと病気の原因にもなります。
赤ちゃんは前頭葉使ってないから、フォノグラムもきれい、、、つまり前頭葉磁界がないからみんな抱っこしたい!ってなります。
どんなに誰かと一緒に過ごす時間を重ねても、ちょっとでも魅力的に見えるように頑張っても、相手が喜びそうなことをいくらやっても、この前頭葉磁界が放たれている状態では、感情的に深く共感しあうことがないのです。
そう、だから私たちが本当に誰かと繋がるためには、まずは自分のフォノグラムをキレイに(渦巻きを解消する)するしかない、のです。
つまり、自分の中の共鳴状態を変える。
フォノグラムがキレイになって、共鳴状態が変わると、魅力磁場を放つようになります。
その人から、周りの人を惹き付ける独特の雰囲気が醸し出されるようになるわけです。
赤ちゃんみたいに、触れたい、抱っこしたい、一緒にいたい、と思われるようになります。
魅力磁場を放つ人がいると、一緒にいる人たちのフォノグラムもきれいになっていきます。
ストレスや疲れから解放され健康になったり元気になったりするし、感情的なこだわりもなくなって子どものように無邪気になり、心も素直になっていく。
また、考え方やものの見え方の歪みも取れていき、柔軟で自由な考え方ができるようになってきます。
そんな人同士が一緒にいるとだんだん二人の間の魅力磁場の通路が形成され、その通路が太くなっていくにつれ五感を超えた深い思いや感情を共有できるようになります。
これが本当の繋がり=親密感♡
まあとにかく、今恋活中や婚活中の人、伴侶や友だちとうまくいってない人、前頭葉に軸を置いてあれこれ頑張るのは一切やめて、自分の身体の共鳴を変えることに専念してみませんか。
前頭葉に軸がある=前頭葉亢進状態、っていうのがつまり前回の記事で書いた「プログラムで反応している」というのと同じことです。
自分のプログラムを外していく=今まで当たり前だと思っていたこと(「~べき」)から外れていく、ということです。
ただ、このプログラムを外すってのがなかなか大変なのですが。
おにょさんは、自分を不測の事態に追い込むのがいいよって言ってました。
不測の事態に追い込まれると、前頭葉(自我)が諦めるようです。そうすると、自ずと後頭葉に軸が移ります。
例えば、大勢の人前で話すとか、ものすごく自分が苦手なことに向き合わないといけなくなったりすると、火事場のバカ力じゃないですが、前頭葉が諦めて、後頭葉とつながっている身体から情報(=叡智)を吸い上げるようになってくるということです。
大胆に挑戦的に生きよ!ってことです。
ヴィパッサナー瞑想合宿も、前頭葉が喜びそうなあれこれ(五感を通したコミュニケーション、刺激など)から隔離された環境に身を置くことで、前頭葉が諦めて瞑想状態に入りやすくなるというわけです。
また、前頭葉が自走している状態とはつまり思考(プログラム)に埋没している状態なのですが、その思考自体を観察、俯瞰していると、それはつまり後頭葉に軸が移っているということになります。
だから、日々の内観、「自己観察」トレーニングはとっても大事なのです。
「身体の感覚」を感じつづける、というのも同じように後頭葉に軸があります。
わたしがこのブログでオススメしているものは全て、フォノグラムをキレイにしていくものばかりです。ものすごく遠い感じがするかもしれませんが、脳幹活性や感謝行などをしていくと、結果的に人と深くつながりやすくなります。
それから、身体の共鳴状態が変わっていくときというのは、意識の浄化が起きているので、心の闇の部分が噴出してきたり、身体がだるくなったり、一時的に体調不良になったりします。
ということは、魅力磁場を放つようになると、一緒にいる人は癒されて健全になっていくのと同時に、浄化作用で一時的にネガティブな感情が吹き出てきたり、しんどくなったりするのです。
意識の浄化を続けていくプロセスで、人と深く共感できるようになるのかなと思いきや、近くにいる人がイライラしたり、感情的になったりしてる、、、というとき、それは自分の共鳴状態が変わって、いよいよ魅力磁場を放つようになったのだと理解すればよいです。
自分の前頭葉磁界を取り払うことで、相手もまた自分と相手を隔てているバリアーを取り払うことができるようになると、両者の間に新たな共鳴の磁場が形成され、そこから深い心の交流が始まるというわけです。
真の一体感、親密感を体験するためには、まずまっさきに自分が変わっていくしかない。
そして、自分が変わることだけが、まわりの人たちを幸せにする唯一の方法なのです。
アルパカちゃんは、フォノグラムがキレイなのかな??
お知らせ
明日28日のグループ瞑想会は、11時開始→13時開始になりました。
瞑想指導は、高木亮です。
参加費:1500円
場所: クオレヴォーチェサロン
まだお席ありますので、ぜひご参加ください。
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