短期滞在者の苦悩
短期滞在者と長期滞在者、それぞれの学び 2
短期滞在者の苦悩~の続きです。
そちらから順番にお読みください。
短期滞在組として地球上に転生してきた新人類の中には、長期滞在組である旧世代の想念形態に巻き込まれてしまい、自分には全く合わない無理な表現をしようとして、精神的、肉体的に不調な状態に陥ってしまった犠牲者もいましたが、「頑張ったら疲れてしまう」等と言いつつ、マイペースを守って旧世代の顰蹙を買いながら、旧世代がどんなに努力したところで、決して到達することのできないレヴェルの仕事をやってのけたりした人達もいました。
このような優れた才能を発揮する魂の中には、過去生のキャリアが豊かなために、肉体的な年齢が若いうちから偉大な仕事をした人達も多く、藝術やスポーツの分野でこのような超人的な能力を発揮した新人類が数多く現れてきたことに、すでに読者の方々は気付いておられることと思います。こうした新しいスタイルのヒーロー、ヒロインの登場は、旧世代が執拗に囚われている固定観念を跡形もなく一掃してしまうためには、ぜひとも必要な現象だったわけです。
例えば学歴に執着する親の下に、勉強にはまるで不向きな子どもが生まれたりすることは、親の迷いに気付かせるための宇宙の愛(正確に言えば、本人の魂が自作自演しているだけなのですが)に他なりません。
「『黎明 上巻』 葦原瑞穂著」より
今回は、短期滞在者の学びに焦点をあててみます。
上の引用か所にもあるように、短期滞在者の地球での役割は、新しい波動感覚を持ち込んで地球人の目覚めを手伝う事です(地球への派遣調査員という役割の人もいるみたいです)。
そのための大きな仕事が、長期滞在組が囚われている強力な常識や固定観念などを破壊していくことなのですが、これは無意味、不要だからといって、やみくもに破壊していくと嫌われて孤立します。
短期滞在者は、長期滞在者本人が気づいていない事を先に見抜いてしまいます。
そんなことにこだわっていてもいつまでも苦しいだけとか、その観念が社会の闇を作っているとか、その考えは矛盾しているとか、そういうことがわかっています。
短期滞在者は、ついつい自分の感覚でそれをストレートに相手に伝えてしまうのです(先日紹介した「コジコジ」みたいな感じ・・・さくらももこさんは短期滞在者に違いない)。
分離意識の経験があまりなく、「自分の現実と他人の現実は違う」という感覚が薄いことからそうなるのですが、地球で長く生きている魂を表現している人たちはそういうストレートなものの言い方にビックリしてしまいます。
お客さんが急に自分の家の中に勝手に入ってきて、自分が大切にしているAを、「これはゴミだから捨ててこっちのほうがいいよ」とBを差し出されたら、ビックリするし、すごく嫌な気分になりますよね。
短期滞在者は、AよりBの方が価値があるという真実の世界に生きているので、本人全然悪気がなく、むしろ自分なりの愛をもってやっていることなんですけれどね、この世的にはNGです。
短期滞在者には、この「自分の家」、「お客さん」という感覚がもともとあまりない上に(みんな家族だと思っているので、相手との距離感がわからない)、相手がAをどれぐらい大切にしているのかというリアリティもあまりないのです。
ですから、短期滞在者はまずは「礼節を重んじる」ということを学ぶ必要があるのです。
相手の家(領域)に勝手に上がり込まない。その人の状況や今大切にしているもの、立場を尊重してものを言うようにする、ということを学んでいくと、まわりの人と調和して生きていくことができます。
また上の記述にもありますが、短期滞在者の中には、長期滞在者と区別がつかないぐらい地球社会の集合意識に同化して生きている人も多くいます。
長期滞在者との違いは、その粗雑な波長に無理に合わせることで心身が病んでしまうほど生きぐるしさを感じているかどうかです。
短期滞在者がそのように自分の本来の軽い波動を抑えつけて暮らしていると、他の短期滞在者の中にそれを投影して見たとき、ものすごい怒りを覚えます。
たとえば、自分が無理に人に合わせようとしていたり、言いたいことが言えなかったり、ルールに雁字搦めになっていたりしたら、協調性がなくマイペースな人、はっきりモノをいう人、規律やルールから自由な人などを見ると、イライラしたり批判したくなります。
また、抑圧が強すぎて本来の自分の天才性を発揮できていない短期滞在者は、相手の才能に嫉妬することもあります(短期滞在者は頭もよく、もともと何でも簡単にできてしまう天才タイプが多いのです)。
短期滞在者同士がうまく関係性を築けない多くの理由が、この「抑圧ー投影」です。
本来の軽やかな波動の人たち同士がもっとつながりを強くして協力してリードしていってくれたら、それは地球にとってものすごく大きな力になるのではないかとわたしは勝手に思っているのですが、、、。
短期滞在者の学びについてのまとめ
- 他よりできないことで、自己否定しない。
- 他よりできることで、傲慢にならない。
- 「普通」になろうとしない。「普通」を特別視しない。
- 周囲の人の想念波動の影響を受けないように工夫する(ヴィパッサナー瞑想、脳幹セラピーなど)。
- 地球人類の特徴、エゴ、心のメカニズムなどを学ぶ(エックハルト・ トールの『ニューアース』や奇跡のコースがおすすめ)。
- 礼節を重んじながら、周囲の人の目覚めのサポートをする。
- 怒りや孤独感などの抑圧感情を解放し、本来の軽やかな波動を思い出す。
短期滞在者、長期滞在者、それぞれの学びをまとめてみました。
もちろん、最初の記事に書いたようにそのボーダーは曖昧なので、すべてはそれぞれ共通の学びでもあります。ただ、特にそういう傾向がある、という風に解釈していただければと思います。
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