
続・誰の言うことを聞いたらいいの?
ある人は「オーラが見える」「チャクラが見える」という。
ある人は「精霊の声が聞こえる」という。
ある人は「未来や過去のビジョンが降りてくる」という。
ある人は「波動やエネルギーがわかる」という。
ある人は「氣で治療する」という。
そういう力や才能を「霊能力(サイキック)、霊感」、そういう力を持つ人を「霊能力者」といって私たちは特別視しますが、それは本当にもったいないし、ある意味危険だし、問題だと思います。
霊視やチャネリングなどの霊能力は、本来誰にでも備わっているものです。
なんでそう思えないかというと、「それは特殊な才能で、自分にはない」という思い込み(刷り込み)が強いというのが一番大きいと思いますが、それ以外の理由としては、一つは「霊能力」というものがそもそもなんなのかよくわかってないということと、もう一つは、身体の「サイキックセンサー(松果体)」が閉じていること、あと一つは霊的なものをはかる自分なりのものさし、表現する言語を持っていないということがあると思います。
霊感・霊能力とは、「現象の背景にあるものをダイレクトに認知する力、あるいは動かす力」のことです。
現象には必ず「背景」がある、のですが、残念ながら私たちはそこがわかっていません。
それで、現象だけに振り回されます。
目耳鼻口から入ってきた情報(現象)を脳の「前頭葉」の部分で処理することが自動で起こってしまいます。
「前頭葉」というところは、「上下」「優劣」「敵味方」など何でも二分割で処理するところです。
その前頭葉二分割処理を一日中やってるから、一日中「あの人の方がかわいい」とか、「自分はダメだ」とか、「なんでうまくいかないんだろう」とか、「あいつはおかしい、間違ってる」とかいう低次元思考の中でグルグルしてしまいます。
そのメカニズムだけで生きるというのは、本当に苦しいことです。
この、「現象の背景にあるものを認知する能力」があるかないかで、本当に世界が変わります。
恋愛の悩み、人間関係の悩み、仕事の悩み、健康の悩み、お金の悩み、、
すべては、「見える、聞こえる」という薄っぺらい世界を前頭葉で認識して、潜在的な劣等感や罪悪感が自動で反応しているところから起こっています。
いくら、カウンセリングしても、セラピーしても変わらないというのは、この「見える、聞こえる」という分離の世界が唯一で、そこだけで問題を解決しようとしてて、その「背景」にあるものに意識を開いていないというのが大きな原因としてあります。
だから、なんであれまずは「現象の背景にあるものに、意識を開いていこう」というコミットが大事です。
※現象の背景にあるもの=真の宇宙=精神世界=霊的な世界=あの世=ワンネス=純粋意識=高次元=テレパシー、、すべて同じです。
次に、その現象の背景にあるものを認知していくのは、実は「身体」に鍵があります。
身体はアンテナになるのですが、そのアンテナが現代人はあり得ないほど使い物にならない、、、。
残念ながら、今の私たちのありふれた食文化や生活環境というのは、身体のセンサーを劣化させるもので溢れています。
その劣化した身体で「現象の背景にあるものをダイレクトに感じる」というのは無理な話。
まずは身体劣化をどうにかしないといけません。
そこで私がおすすめしてるのが、らいおんあくび(BSセラピー)、ヴィパッサナー瞑想、もじもじ考、いただき繕、ボイスエンライトメントでやってるメソッドです。
他にもいろいろあると思いますが、シンプルさ手軽さという意味でこれらをおすすめしてます。
次に、自分の独自のものさしや言語を持っていないということ。
現象の背景にあるものを認知しているのは、言語のない脳です。赤ちゃんとか動物が認知しているのと同じ。
本当はみんななにかわかってる、感じてるんだけど、それを自分の言葉に置き換えられない。
チャネリングとか、天使や守護霊と会話とか、チャクラが見える、オーラが見える、などは他人の言語です。
その他人の言語を無理やり自分が使おうとするから、わからない、うまくいかない。
自分の独自の言語やものさし、、、
本や人や物、音楽などの背景にあるものをダイレクトに感じるにあたって、たとえば亮さんは、「光がどこまで奥に透っていくか」という彼なりの感じ方をして、「この人の意識はクリアだから信頼できる」とか、「この本は霊性が高い」というのをはかっているみたいです。
おにょさんはフォノグラム(音の図形)という言語で、現象の背景にあるものを表していらっしゃいます。
私は、声を聞いてその人の潜在意識にある情報をキャッチしたり、場所や人の意識にチューニングしてそこで得られる自分の体感から何かを感じ取ったりをずっとトレーニングしてます。呼吸が楽になるとか、キュっと身体が閉まる感じとか。
その都度、現象の背景にあるものを感じて自分の言葉で表現するようにしてます。
「身口意が一致しているかどうか」や、「コントロール・ドラマ」を見つける、というのも、ある意味霊感によるものと思います。
正解はない、から、現象との答え合わせをしながら少しずつ認知の世界を深めていくしかないです。
そういえばこの前、実はもともと体感センサーの感度がいいはずのMちゃんが「波動とかよくわからない」というので、「自分なりの言語を見つけよう」という話をしたら、「、、、細やかさというのは感じてるかも」というので「それだよ、それ!」と。やっぱり本当はわかってるのですが、それを言語化したことがなかったということです。
「なんか惹かれる」とか、「なんか違和感がある」とか、「夢でよく見る」とか、「気になって仕方がない」など、みんなそれが「それ(霊感)」だとわかってないことが多い。もうすでにチャネラーなのに。
霊能力の開発は、まずは体感センター(本能)が開いていることが前提ですが、その上で自分独自の霊的なもの(エネルギー・波動)を表す言語を持つといいかと思います。
あと、霊能力の開発に邪魔なものがあるとしたら、それは「感情の抑圧」です。潜在的な劣等感や罪悪感といってもいいです。
潜在的な劣等感・罪悪感、あるいは固定観念や常識への囚われがあると、それを「見えるもの、聞こえるもの」に投影します。
「見える、聞こえる」といいながら、実は投影でしょ?っていう例が結構あるのです。
チャネリングとか霊視とかしてもらうのはいいけれど、現象の背景にあるものと、自分の劣等感や罪悪感の投影の見分けがついてないチャネラーや霊能者って意外に多いんです。
こっちが見えない、聞こえない、と思い込んでいるから、「私は見えてるんだから!真実はこうなのよ!」と言われてそれを鵜呑みにして、「見える人・聞こえる人」に力を与えて依存してしまう例がよくあるのです。
世の中には霊能力者と言われる人たちがたくさんいるけれど、それはサイキックセンサーが開いているというだけで、実は思考センターも感情センターもすべてがバランスよく解放されている霊能者って実はあんまりたくさんいないかもしれません。
だから、世間で「霊能力者はアヤシイ、胡散臭い」と思われてるのもある意味仕方がないのです。
思考センター、感情センターを開くには、徹底的な内観(自我をありのまま観察する、省みる、自己対話)が必要ですが、そこを怠ったまま共依存関係を作る霊能者が本当に多いと思います。
意識の進化という観点で見れば、背景を知らずに現象だけに囚われてる人、現象の背景があることは知ってるけど感知する能力がないと思ってる人、霊能力はあるけど内観できてない人というのは同じぐらいのレベルにある場合もあるのです(だから共依存関係ができる)。
ですから、真の霊能力開発は、体感センサーを磨くことプラス内観、が必須なのです。
内観で、ネバベキの固定観念や常識を徹底的に解除し、抑圧感情を浄化することで普遍意識を目覚めさせ、上虚下実の整った身体にしていけば、誰もがみな真の霊能力者になれます。
物質としての身体ではなく、エネルギーとしての身体(インナーボディ)を目覚めさせ、本来のあなたの持つ豊かな声のパワーや表現力を取り戻していきます。
声楽家、ボイストレーナー、セラピスト、真理の探究者としての宍倉の集大成としてのボイスレッスンです。
この機会にぜひ受けてみてください!
8/31(土)14:00~17:00 場所 飯田橋駅近く
9/2(月)13:00~16:00 場所 駒場東大前駅近く
参加費 5000円 (両日参加の場合 8500円)
お申込み・お問い合わせは、こちらまで。
ご希望のお日にちをお知らせください。
声が変わると人生が変わる!
ボイスエンライトメントのサイトはこちら
オリーブオイル「れなり」のご用命は、【貊村リンク】ショップサイトへ
「貊村から世界が変わる!」で貊村についてご紹介しています。