気功、レイキなど、いわゆるエネルギーワークと呼ばれるもの（人体の周囲や内部に存在するエネルギー場に作用する治療法）よりも、カウンセリングや言語・イメージを用いたセラピー（受ける側がスピリチュアルに関心ある・なし関係なく使える）の方をどちらかというと熱心にやってきましたが、最近いろんなサインが重なり、そろそろより抽象度の高い「ヒーリング」の分野をもっと深めていく時期が来たな、と思うようになりました。
そのサインの一つが、フランク・キンズロー著『瞬間ヒーリングの秘密』という本との出会いだったのですが、
これを訳した高木悠鼓さんによるあとがきに、
「いわゆるスピリチュアルに関心を持っている人たちの間では、気づき志向とヒーリング志向はなんとなく分かれているという印象がある」と書いてあって、私はその分類によると間違いなく気づき派でした。
シータヒーリングはよく使うけど、ヒーリングの中ではとても具体的なので【思考パターンの具体的な書き換えとか、結果を調べるために筋反射テストを用いるとか）、気づき派の人もすんなり入りやすいメソッドでした。

高木さんはこうも指摘されています。
「人は、結果とその結果を生み出した『自分』に執着する傾向があり、それゆえ、何かのスピリチュアルなメソッドを使って特定の結果を出すことに成功したと思うとき、「私のパワーって、すごくない？」とエゴがしゃしゃり出てきて主張するようになる危険性が高い」

なんかそれよくわかるんだよな～。
「私」が結果を出しているわけではない、ということは、シータ・ヒーリングの創始者であるヴァイアナさんもおっしゃっているし、実際そのとおりなんだけど、気づき派の好きなスタイルは、「私」が「このメソッド」を用いているために「結果」が出ている、という感覚からなかなか自由になれないんですよね。。

そこへいくと、ノン・バーバル（非言語）なヒーリングは、「私」という感覚を純粋な意識に完全に明け渡していくメソッドなので、結果を出すためには、「私（エゴ・肉体）」は「媒体」であり、「ヒーリングを為すものは、人ではなく、純粋な気づき（ピュア・アウェアネス）である」という感覚がより重要になってきます。

毎日瞑想を続けていることで〝純粋な気づき”により気づくようになったことや、自分や家族などにヒーリングを試す回数を重ねてその効果への実感が増えてきたこと、この前観た映画『祈り～サムシンググレートとの対話』によって、ヒーリングはサイキックな能力があるかどうかということとはまったく関係なく、自分が心さえ開けばだれでも簡単にできるということがよーくわかったこと、いわゆる〝波動”というものに敏感になってきたことなど、最近いろいろ変化あって、もっと積極的に抽象度の高いエネルギーワークを使っていこうかな、と思うに至りました。

もちろん、気づきのワークもバランスよく使っていくつもりです。
ヒーリングやエネルギーワークは、受ける側がその方法や効果を信じなければ効かない、ということは決してないのですが（動植物、細菌、イースト菌、無生物にも効くぐらいですから）、
ヒーリングへの理解を深めてもっと積極的に活用していきたい、という人も少なからずいると思うので、今日からしばらく自分の勉強メモのためにも、『ヒーリングでなぜ人は癒えるのか』というテーマで書いていきたいと思っています。

瞬間ヒーリングの秘密―QE:純粋な気づきがもたらす驚異の癒し (2012/12/04) フランク・キンズロー 商品詳細を見る

【お知らせ】
5月5日、6日「シンギングボール倍音浴」のスケジュールに多少調整が入りました。
グループセッションのご希望お問い合わせが多く、5日の午後2時のワークショップを⇒グループセッションに変更決定、午後5時～個人セッションの枠ですが、これもグループセッションに変更の可能性ありです。
6日午後2時～のグループの枠も含め、それぞれに若干の空きがございますので、グループご希望の方はお早目にお申込みください。
また、個人やペアセッションをご希望の方は、2日間のうちどこかで時間を調整できる可能性もありますので、お問い合わせいただければと思います。
シンギングボウルによるヒーリング、こんな方にお勧め！
◎抑圧された感情を解放したい方
◎不定愁訴に悩まされている方
◎免疫力が低下している方
◎ウツや自律神経失調症など、原因のわからない心身の不調に悩まされている方
◎セラピーやカウンセリングで特に効果を感じられなかった方
◎人生に変化がないと感じている方
◎シータ波など、非常に深いリラックスを体験されたい方

皆様とのご縁を心待ちにしております。