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他人を通じて自分を知る方法⑤

反転鏡

今回は、鏡に反転して映るという現象について書きます。

たとえばパートナーシップにおいて、相手の中で陽と出ているものは、自分の中で陰と出て、自分の中で陽と出るものは相手の中で陰と出る。
自分が外で広く浅く付き合うタイプだと、相手は狭く深く付き合うタイプだったり。
自分が「ま、なんとかなるさ」と無計画なところは、相手は「うーん、そうかな。あれがこうなってああなって」と慎重だったり。
自分がドライな部分は、相手はウェットだったり。
自分が悲しみを感じる出来事に、相手は憤りを感じたり。
自分がパパッとお金を使っていくタイプだと、相手は出し惜しみするタイプだったり。
自分はあれもこれもと幅広く手を出すタイプだと、相手は一つ道を決めたらそれ一筋。
自分は常に動いていたら、相手は常にじっとしている。

そういう真逆な部分、違う部分を認め合うことができたら一番良いのだけれど、
相手のその真逆な部分が気になったり不快に感じたり、変わってほしいと思う時というのは、
自分の中でその部分の陰陽のバランスが取れていないっていうサインなのです(または抑圧を見つけるチャンス)。
自分の中で陰陽のバランスを取るというのは、相手のように振舞って自分を無理に変えることではなく、
相手の中に見るその真逆な部分が自分の中にもあることを認め、そこに愛を向けてみるということ。
まず内側が変化することで、自然と振舞いが変わっていく。

そうすると、徐々に相手の気になっていた真逆な部分が自分寄りになっていくのです。
自分の中で陰陽の調和が取れると、相手の中の調和まで取れてしまうのですね。

その他の【人間関係でとる陰陽のバランス】の例をあげてみます。

  • 一方が依存しすぎると、もう一方は相手から離れて自分の中に篭りたがる。
  • 一方は与えすぎ、もう一方は受け取りすぎる。
  • 一方がウツ気味の場合、もう一方は活動しすぎってことも。
  • 一方が怒りっぽい時、もう一方は怒りを抑圧しているかも。
  • 一方が性欲を抑圧すれば、もう一方は性的に過剰に反応する。
  • 一方が犠牲的で我慢ばかりしていると、もう一方は、図々しく厚かましくなる。
  • 一方が清潔さにこだわりすぎると、もう一方はそこに無頓着になる。

    ザッとこんな感じでしょうか。
    自分の中の陰陽のバランスが取れてくると、人間関係だけではなく、仕事面や健康面など他のところでもそれが良い形となって顕れます。
    そういう意味で、鏡になってくれる相手はありがたい存在なのです。
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