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「ビクビク」という刃

今日はとあるホテルの挙式で歌う仕事がありました。

この会場は初めてだったのですが、ここの挙式担当チーフがとても氣難しい人らしく、終始上からネチネチ言ってくるから気をつけてね、と前に仕事で入った演奏者の仲間たちや派遣事務所のスタッフから事前に何度も言われていました。

「怖いからあそこに行くのはもう嫌だ」というのもよく聞くし、かなり有名な人物のようです。
到着したら、今日の式を担当する外国人牧師もめっちゃ緊張してて、彼からも「ココノチーフハ、トッテモムズカシイデス~、キヲツケテクダサイ~」と忠告を受けました。

わたしはお噂の彼がどんな人なのかとっても楽しみにしていたのですが(笑)、そこにいたのは、ただ仕事熱心で責任感が強く、そしてちょっぴりリラックスが苦手な一ホテルスタッフ。
残念ながら「気難しい」とか「上からネチネチ」という面を一瞬も垣間見れませんでした。

理由は簡単です。

わたしがその人に「気難しい」「上からネチネチ言う」態度にさせることを許さなかったから(エネルギーで人の機嫌まで操れるようになった笑)。

させてあげても良かったんだけど^_^、そして「怖いですよ」って伝えてあげるのも1つだったかもしれないけど、、、

せっかくのハレの場面で、お客様もいるところで、あんまりそういうのは相応しくないと思って、終始穏やかにいさせてあげましたよ。

いわゆる「気難しい」、「上からネチネチ」タイプは、それを受け止めてくれる人を無意識に探してるんです。ビクビクしてたり、オドオドしていたり、理不尽なことにノーと言えない人を。

「怖い怖い」と言ってる人は、格好の受け止め役になります。

ネチネチがどうしても嫌なら、その受け止め役をやめればいいんです。
そういう「ネチネチ」タイプの人も、一人相撲はできないんです。

そしてもう1つ大切な認識があります。

人を怖がらせる、威圧的な人ほど、中身は”超”のつくほど終始ビクビクしてます。

社会が、組織が、他人の評価が怖くて仕方がない。
いつ攻撃されるかわからない、、、、

中身ズタボロだから、これ以上痛まないように牙をむき出してキャンキャン吠えて威嚇する、傷だらけの仔犬ちゃんと同じ(なかなかそのように見ることはできないと思いますが)。

そのかわいそうな仔犬ちゃんにみんなビクビクしてるんです。

こちらがビクビクすると、それが相手にとっては刃となりさらに傷がジクジク痛むので、余計に余計に自己防衛が強くなり攻撃的になります。

そしたら、みんなどんどん近づけなくなっていって、どんどん孤立していく(可哀想に、、、)。

このチーフさんが心底欲しいのは、人の温もり、そして繋がりです。

こちらが一切怯えることなく、愛を持って彼の心にダイブインしていけば、仔犬が尻尾をフリフリして近づいてくるかのごく、ご機嫌な態度に変わるはずです。

「怖いからあそこに行くのは嫌だ」という人たちに、彼みたいに人を威嚇するタイプとの関わり方を教えることもできますが、まあわざわざテーマパークに行ってお金払って絶叫マシンやお化け屋敷に入らなくても、「恐怖」バイブレーションを体験できるんだから、その機会を奪う必要もないのかな。

皆さんの中にもし、怖い上司がいて毎日職場に行くのが嫌だ、という人がいたら、その人の奥に隠れた「繋がりに飢えた傷だらけの仔犬ちゃん」の姿をよーく見てみてください。

あなたがそれをじっと見ていたら、その上司は威張ったり怒ったりすることができなくなります。

もしくは、「わざわざテーマパークに行かなくても、サスペンス映画見なくても、お給料もらいながら恐怖体験が味わえるってラッキーなことだ」って思ってみてください^ ^
そう思えるようになったら、恐怖体験もすぐに終わってしまうでしょうが。

そして、「ビクビクする」というのが、まさかあなたの苦手なその人にとって一番恐ろしい刃になってるとは知らなかっただろうと思いますが、もうその刃でその人の傷をえぐるのはかわいそうなので止めてあげましょう。

さっき帰りの電車で読み終わった本。
今日のテーマにも通じる、とてもいい本でした。
この本に出てくる「ナガノブる人」、たくさん増えたらいいな。

 

そしてそして!

先日のカフェライブで歌った、亮くんの新曲「愛してる」の録音をyoutubeにアップしました。

アンコールで唄ったのですが、どの曲唄うよりも気持ちよく曲と一体になれました。

 

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