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「仕事」に翻弄されないために

仕事に翻弄されないためにどうすればよいの?

働く目的の優先順位を決める

おそらく人間関係の次に多いご相談が、「働く・仕事・就職・職業」についてです。

ということで、今日は、「仕事」「働く」ということについて問いかけてみたいと思います。

「仕事が辛い」
「仕事が楽しくない」
「自分のやりたいことが見つからない」
「今の仕事に満足できない」
「働きたくない」

こんな風に、仕事に翻弄されている人の特徴は、まず、「なぜ働くのか?」ということをちゃんと問いかけたことがないように思います。

まず、「なぜ働くのか?」、働く目的をいくつかあげてみます。

  • 生活やお金のため
  • 精神的充実感を得るため(人の役に立っている、人生の張合い、追求することの楽しさ、刺激・スリル)
  • 社会貢献に対する喜び(助ける、サポートする)
  • 居場所・仲間意識が欲しい
  • 才能・資質を生かす
  • 経験を積む・キャリアアップ
  • 知名度をあげる

他にもあるかと思いますが、だいたいこんなもんでしょうか。

ここで大切なのは、どの目的が模範的か、というのはないということ。
どれが良い、悪い、価値がある、ない、というのはありません。
社会貢献は立派で、家計のためとか、知名度をあげるためというのがつまらない目的だ、というのは思い込みです。
目的は人それぞれだし、その時その時によって変わってもいい。

ただ、今自分が何を優先するのか、はハッキリさせておいた方がいいと思います。
お金がメインなのか、精神的充実感がメインなのか、才能を生かしたいのか、それとも経験を積みたいのか、、、。

仕事の悩みや不満を聞いていると、まず目的に優劣をつけていること、そして目的の優先順位がハッキリしていない人が、とても多いのです。

生活費を稼ぎたいけれど、精神的充実感も欲しいし、経験も積みたい、社会との繋がりが欲しい、、人の役にも立ちたい、、、
と、あれもこれもすべてを同時に働くことの目的にしてしまうと、仕事がなかなか決まらなかったり、すぐに仕事を変えたくなったり、やる気が出なかったり、不満が溜まったり、そうなれば仕事からのフィードバックもそれほど多くはないでしょう。

目的の優先順位をハッキリさせると、あれもこれもとなっている時よりもずっと複数の目的が同時に達成しやすくなったりもします。

仕事に対する意味づけを外す

「なぜ働くのか?」の現実的な意味は、「生活やお金を稼ぐ」など、上に書いたものがだいたい一般的なものだと思います。
それぞれが、その時々で目的や優先順位をクリアにし、それを達成することによって何かを得られるとしたら、それはとても素晴らしいことです。

しかしその”意味”のために働く、となるとたんに、仕事が”苦しみを生むもの”になってしまいます。
生活費のために働く、世間に認めてもらうために働く、老後の不安を解消するために働く、ワクワクするために働く、、、、

こうなってしまうと、「仕事」が人生の主人になります。
仕事に人生がコントロールされることで、自分の人生がないがしろになってしまっては本末転倒です(目的をクリアにすることとの違いがわかりますか?)。

そこで、仕事に対する意味づけを外していくことを提案したいのです。

意味づけを外す、といってもなかなか大変です。
それは、「仕事」というものが、特定の世界観、主義、文化、倫理、歴史などが織り込まれて、それらと一体化して存在しているからです。

そもそも根源的な意味の「仕事」って何だということですが、wikipediaを調べると、「職業」と「労働」の二つの面から見た意味が載っています。
「労働」という方を見ていくと、

  • からだを使って働くこと
  • 人間が自然に働きかけて、生活手段や生産手段などをつくり出す活動のこと

と書いてあります。人間が自分のからだを使って、自然に働きかけることにより、価値のあるものを創り出す過程を「労働」と呼ぶのですね。
そもそも太古の昔から、人間の行為にお金が払われるということは存在していなかったみたいです。

そのままwikipediaを読み進めていくと、
「資本主義社会では、労働は倫理的性格の活動ではなく、労働者の生存を維持するためにやむをえなく行われる苦痛に満ちたもの、と考えられるようになった」とあります。

つまり、仕事が苦しいものになったのは、資本主義社会の影響が多大にある、ということになりますね。

話は変わりますが、わたしは数年前にありがとうおじさんと呼ばれる覚者を知って、先生(ありがとうおじさん)の教えや感謝の真祈りの実践を心掛けていることは、前にも何度か書いたと思います。

その教えや祈りの実践を共有する場としてあるのが、滋賀の山奥にあるありがとうボランティアグループの施設(通称ありがとう村)です。
ありがとう村へ行くと、一年を通じて様々な奉仕活動の機会を与えられます。

世間でいうところの奉仕活動は、なんの見返りを求めず、無私の心で働くことを言いますが、
ここでの奉仕活動は、「本当の自分(全体の一部として、正常に機能する自分)を知り、目覚めさせていくための動的な瞑想」であり、3次元的な世界観を超えたところに意味があります。
回数は少ないですが、わたしも何度かありがとうボランティアグループのメンバーとして奉仕活動に参加したことがあります。

その数回の体験で感じたことのひとつは、ここでの奉仕活動は、年中好きな時に参加できる「労働の根源的な意味を問い直すワークショップ」でもあるということ。

そもそもなんのために働くの?の答えとして最初に書いた、生活費を稼ぐとか、精神的充実感を得る、社会貢献、キャリアを積む、、、などは、結局は資本主義社会の枠組みの中での労働の意味付けであって、その枠組みの中にいる以上、本当の意味で仕事の苦しみから自由になることはないのだと思います。

ありがとう村での奉仕活動では、まずその意味の通りあたりまえですが、労働に対する報酬というものはありません。
効率のよさやスキルアップ、社会貢献、なども目指していません(もちろん結果としてスキルアップや社会貢献に繋がっていくことはあります)。

その人の才能や資質、経験を問われることも一切なく、ただ与えられた仕事に淡々と向き合っていきます。
男女差や年齢も関係なく、山仕事や土木作業のような体力仕事からモノづくりなど経験を問われるようなものまで、無作為に様々な作業が与えられます。
(それをボランティアグループの人たちは、今の自分に必要な、完璧な作業を神が用意してくださっていると表現されています)。
作業の中には、資本主義社会の思考の枠組みの中では、全く価値が見いだせないもの(もちろん、高次元的にはとても価値がある)もあります。

与えられた作業を、人と協力し合いながら淡々とこなしていくうちに、たくさんの〝エゴ〝があぶりだされてきます。
エゴが出てくるのですから、エゴとエゴが衝突して人間関係の不調和が生じることもありますが、
それもすべてこの実感・体験型ワークショップの必要なプロセスなのです。

結局この”エゴ”が普段の自分を小さく、小さく、小さくしているのです。
それを明るみに出す⇒意識することで浄化が起こる。
そして、心もだんだん浄められ、本来のより拡張された「私」になっていき、それを普段の生活、人生のあらゆる場面で発見することになります。

普通だと、仕事に喜びや感謝を見出すというのは、なかなか難しいことだと思うのですが、
ありがとう村でご奉仕という名の実感・体験型ワークショップに参加すると、労働や仕事に対して、自然に感謝や喜びの気持ちが湧きおこってくるようになります。

また、「そもそも働くってどういうことなんだろう?」という根源的な意味を問い直す絶好の機会にもなり、今まで知らないうちに染み込んでいた仕事に対する意味づけも、簡単に外れていくような氣がします(先に述べたように、資本主義社会の枠組みの中にいながら意識的に外していくのは、とてもとても大変!)。

かつては、「こんなに頑張ったのにたったこれだけしか報酬がないんだ」とがっかりしたり、「この仕事は割に合うのか」と迷ったり、「こんな仕事やったことないし、そもそも向いてないからできない」と最初から決めつけていたり、「自分の方がたくさんやっている」と人と比べたり、働く意欲が湧かなかったり、不調和な人間関係に我慢ならなかったり、働かないと食べていけない、、、という思考が日々当たり前にありましたが、たった数回、ありがとう村での奉仕活動を体験したことで、そういう3次元的な、資本主義社会の思考の枠組みからずいぶん自由になれました。

だんだん仕事に意味を求めなくなってきたおかげで、仕事によるストレスが減っただけでなく、今までには見いだせなかった新たな才能や資質が開花し、精神的な満足感も増え、以前よりもずっと豊かな生活を送れるようになってきました。

というわけで、仕事に翻弄されている人、仕事が「苦しいモノ」になっている人は、ぜひ全国から自発的に集まってくるありがとうボランティアグループの人たちと一緒に奉仕活動を体験してみるのはいかがでしょう?

※資本主義の枠組みから抜け出す経済活動の一つとして、株式会社みゃくそんの株主になる、というのもおすすめです。
参考:
貊村から世界が変わる!

お知らせ

見えない脅威から自分を守る講習会

目に見えない脅威、電磁波や空気汚染から自分の身を守るためにできることをシェアする講習会を開催します。
電磁波カット器具と、空気清浄機を手作りします。

日時:7月26日(水)10:00~11:30 パート1、電磁波カット器具手作り講習会
11:45~13:15 パート2、フリーエネルギー空気清浄機を作ろうの会

場所:世田谷

参加費:
パート1 、電磁波カット器具手作り講習会・・・6,000円(事前振込み、電磁波(電波のみ)カットの器具の材料費と検電器代込み)

パート2、フリーエネルギー空気清浄機を作ろうの会・・・5,000円(事前振込み、エアポンプ等材費込み)

前半の電磁波カット器具講習会とセット価格、
⇒10000円(以前に電磁波講習会を受けられた方は、4,000円でOKです)

詳しくはこちら

東京個人セッション

ハートトークセラピーライトボディヒーリングボイスエンライトメント脳幹セラピー
7月23日(日)~26日(水)

場所:世田谷(予定)

 

ほんとうの自分らしい声になるためのボイスエンライトメント講座

この講座では、自分にとって最も自然で、自分らしい本来の声を引き出していきます。
ここで紹介するメソッドは、何かを付け加える方法ではなく、余計なものを省いていく引き算的なメソッドで、身体や心を育みながら、自然を生かしていく、、、誰かに合って、誰かに合わない、というものではなく、誰にでも合う方法です。
声のための実習ですが、声=身体、声=心、なので、性格や体質、人生まで変わってしまいます。
ご一緒に、声を自在にしていく旅を一歩一歩楽しみましょう♪

【神戸】
7/16(日)13時半~15時半
場所:カフェ・ド・ジェーム(神戸元町)
参加費:2000円+ワンドリンク
参加人数:10名程度

【東京】
日時:7/25(水)13時~16時
場所:世田谷(お申込みの方に住所お知らせします)
参加費:3500円
参加人数:7名まで

名古屋個人セッション

ハートトークセラピーライトボディヒーリングボイスエンライトメント個人セッション

日時:7月18日(火)、19日(水)10:00~18:00
場所:御器所、(ボイスエンライトメントはカラオケルームの場合あり)

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