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職場のストレス

仕事の悩み(ストレスの原因)といえば、そのほとんどが人間関係にあるのではないかと思います。
自分の能力のなさが悩みだとか、成績や効率が悪いことがストレスだとか、一見人間関係とは結びつかない悩みのようでも、よくよく見つめてみると、他者(同僚、上司、顧客など)との関係があってのことだということが見えてきます。

私自身は大勢の人と一緒に働くような職場環境に身を置くことがあまり好きではないのでどちらかといえば避けてきた方ですが、まったく経験がないというわけではありません。
今日は、その限られた経験を振り返りながら、職場のストレス(人間関係)について書いてみようかと思います。

まず、仕事をしていく上で、「能率的に仕事をすること」と「成果をあげること」を、もっとも大切な要素としている人は多いと思います。
そのために自分が力を尽くしているのにも関わらず、足を引っ張られたり邪魔されているような気になる同僚が部下がいてストレスを感じているという場合、ぜひ思い出してもらいたいことが一つ。
それは、職場というところ(まあ「社会」でも、「この世の中」でもなんでもいいですが)には、色々な価値観(考え方)と能力の人がいる、というごくごく当たり前の認識です。

この認識がすっぽり抜けてしまって、「自分はこんなに“正しく”、一生懸命やっているのに・・・」と他人の中に強く非難や批判したいところを見つけてイライラしている人がどれほど多いことか。

「怒り」の感情の背後にあるのは、「恐れ」です。
「怒り」を持っている本人も、それを向けられている相手もまったく気づいていないと思いますが、
「怒り」の感情を突き詰めていくと、そこには必ず「恐れ」が潜んでいます。

それは、「相手の行動のせいで、自分が不利益を被るのではないかという恐れ」かもしれないし、「自分も誰かに非難・批判をされるのではないかという恐れ」かもしれません。
その「怒り」の背後にある「恐れ」を自覚した上で、「色々な価値観と能力の人と働いている」ということを常に思い出せれば、だいぶこの手のストレスから解放されるのではないかと思います。

それから上にも書いたように、今の日本の社会がどうやら「能率的に仕事できることがよいこと」という価値観にあるようです。
その価値観に苦しめられている人が多いなあと最近よく思います。
職場で「仕事が遅い」「要領が悪い」と言われて、自己批判を強めている人も少なくないです。

しかし、ここで言いたいのは、どんなに一般世間で信じられていることでも、“正しい”価値観というものはありません。
「能率」とは、一定の期間でこなせる仕事の絶対量を表すのですが、確かに「短時間でたくさんの仕事の量をこなすこと」が求められる状況は多くあるでしょう。

でも、広く世の中を見渡せば、「短時間でたくさんの仕事量をこなすこと」が必要とされないばかりか、その反対に「じっくり時間をかけて丁寧に」が美徳とされる仕事だっていっぱいあるわけです。

そして、世の中には、ちゃっちゃとスピーディーに行動するタイプの人がいる一方で、ゆっくりおっとり行動するタイプの人というのがいます。
単なる個性であって、どちらが優れている、というのはないのです。

後者のタイプの人が、自分のそのタイプにくつろげない上、無意識に「短時間でたくさんの仕事量をこなす」ことを求められる職場ばかり選んでは、上司に怒られ同僚に馬鹿にされ、「スピーディーに仕事がこなせない私はなんてダメなんだろう・・」と自己批判を強めてしまうことが多いです。
「人生起こることすべてが必然・必要・ベスト」という観点からすると、「能率性を求められる時代と社会」と「のんびりおっとり行動するタイプ」をあなたはわざわざ選んで生まれてきて、それだけでは足らずに、数ある仕事のタイプからわざわざ「能率性を求められる仕事」を選んでいるのです。

さて、そんなあなたはこの人生で何を(どんな感情・感覚を)味わいたかったのでしょう?
何を学びたいのでしょう??

さて、もう一つのストレスの元・・・これは職場に限ったことではないですが、大勢の人が集う場所ではゴシップ(噂話)というものが溢れかえっています。
「誰々さんがこんなことをしていた」「誰々さんは○○らしい・・・」
そういった話がみんな大好きです。
職場や人が多く集まるところでの会話がどれほど噂話によって成り立っているかがわかると、びっくりすると思います。

私たちは見たもの聞いたものを100%自分の解釈(色眼鏡)で歪曲して話すものなので、それを聞く人も話す人も実際は真実からはほど遠いところにいます。
そして人が話すゴシップには、たいてい「愛」ではなく「毒」が含まれています。
表面的には陰口でも悪口でもないような内容でも、エゴは賢く毒を含ませます。
この毒が実はものすごいストレスの原因だったりします。
噂話、楽しいですけどね。

自分がゴシップを話す、ということは、必ず自分も話されている、ということが無意識にわかっているので、表面的には楽しいけど心の奥はめちゃ不安なのですよ。
私は昔はゴシップの輪に普通に入っていたけど、最近ではほとんどゴシップ会話に参加することがなくなったので、「口数の少ない人」という印象を持たれることが多くなりました(セミナーの時とかよくしゃべりますけどね)。時々ゴシップ会話に参加することもあるけれど、その後はたいていどっと疲れています(笑)。

ゴシップの輪から抜け出すと、心の安らぎと自由が必ず手に入ります。
そして、人からは魅力的にみられるようになります。
ゴシップばかり話している人からすると、「ゴシップを言わないで、どうやって人と会話するのか」と思うかもしれませんが、私が親しい人と会話するときは、こんな感じです。
「今日はこういうことがあって、こんな気持ちになったの。」とか、
「誰々さんが○○しているのを見て、こう思った」とか、
見聞きしたことに対する、ありのままの自分の反応や解釈を話すのです。
こういうコミュニケーションは噂話よりもずっとずっと楽しいし、安心するし、相手とのインティマシー(親密感)もどんどん深まります。

・・・というわけで、今日のまとめです。

職場でのストレスを減らすには・・・

  • 「色々な価値観・能力の人と一緒に働いている」ということを常に覚えておく。
  • 「能率的に仕事ができることがよいこと」という価値観を手放す。
  • ゴシップに参加しない。
    以上です。
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