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自分の中の光と闇

スピリチュアルな生き方とはある意味、エゴイズム(条件つきの愛)という病気を癒すプロセスだといえると思います。
しかし、聖人のような生き方を“良し”として、「精神レベルをあげる」という言い方をしますが、この「精神レベルをあげる」という捉え方、一つ間違えるとすごく自分を苦しめちゃうことがあります(スピリチュアルなことを学んでいる人が陥りがちなパターン!?)。そうなってない自分を「ああ、私はまだまだだなあ」などと責めてしまい、結局は癒しにブレーキをかけることになるからです。

つまり「愚痴、不平不満を言わない」、「ポジティブでいる」、「強い自分でいる」、「寛大である」、「罪悪感を持たない」が良くて、そうじゃないのがダメ、というジャッジをしていると、今の自分にいつまでもOKが出せません。(そもそも学校で習う「倫理」や「道徳」も、あれは何だ?って思います。“正しく生きましょう”と教わっても、自分が正しくないと思ったときどんどん自己価値が下がってしまい、そこに苦しみが生まれます)。

弱い自分や、すぐ怒ってしまう自分、懐疑的な自分、ネガティブな自分など「ダークな自分」を受け入れられずに無理やり変えようとするのは(実はこれもエゴイスティック病の症状です)、薬で熱を無理やり下げたり、下痢を無理やり止めたりすることに似ていると思います。その奥に本当に癒されるべきものが存在しているのに、そこに蓋をしてしまい、見ないふりをすることは、自然なことではありません。

本来あるはずのものをないふりをしている(抑圧)のはとても無理があり、不自然なことなので、それは本人にとってストレスになります。そのストレスをずっと抱えているのが嫌なのでその場合どうするかというと、他人にその「見ないふりをしているもの」を投影します。そして相手のネガティブなものを見るとそれを放ってはおけず、ついつい他人の「癒し」や「諭し」に一生懸命になってしまったりすることも多々あります。(けっこうよく見かけますし、私もよくしてます。。この本をあの人に読ませなきゃ、とか、こう考えたらもっと楽になるのに、とか。)

他人の問題をケアしたいという欲求があるときは、たいてい自分の中に癒されたい部分があるものです。(それに気付かずに、他人のケアを優先していると、境界線超えになり、さらにストレスを増やすことに!)病気を治すのにも段階があるように、エゴ病を癒すにも人それぞれの段階やプロセスがあるようです。
毎度言ってますが、人のケアよりもまず自分を楽に快適にしてあげること。
そのためには、自分が受け入れたくないダークな部分、怒りとか、人に言えない恥ずかしい部分だとか、寂しい気持ちだとか、妬みだとか、そういうものを否定しない。
そのダークな部分をしっかり受け止めてあげて、その中身をよく点検してみると、やっと本当の自分の声、傷ついて癒されたがっている声が聞こえてきます。
中身を点検するとは、例えば「イライラして子どもを感情的に怒ってしまった。私は母親として失格だ。もっといい母親にならなきゃ。」「彼女の幸せを自分の喜びとして感じることができない。私ってなんて心が狭いんだろう」←と、ここで終わるのではなく、「私はなぜ今イライラして怒ってしまったんだろう。子供が私の言うことを聞かないからだ。そりゃ子どもが言うこときかないとイライラするのも当たり前だよね。それにしてもなんで言うことを聞かないとこうもイライラするのかな?」とか、「私はなんで彼女の幸せを妬んでいるのだろう。自分が幸せじゃないからだ。自分が幸せじゃないのに人の幸せを喜ぶなんて普通無理でしょ。いいよいいよ。でも、私なんで幸せと思えないのかな?」とか、自分を受け入れてあげつつ内面を掘り下げていくことです(一人カウンセリング)。

そして掘り下げていったところ行きつくのはたいていこんなコア・ビリーフ。「私は無価値だ」「だれも私をわかってくれない、だれも助けてくれない」「私は悪い人間、欠陥がある人間」「自分は愛されるにふさわしくない」「私は一人ぼっち」「私は役立たずで、無能だ」「私は変わり者だから誰にも相手されない」「他人は自分を傷つけ、コントロールする」「本当の私を知ると、人は愛想をつかすだろう」などの、普段は無自覚の思いです。みーんな、ほとんどの人が1つ以上持っている思いです。

そういう思いが見つかれば、癒しのプロセスはかなり加速していきます。潜在意識の思いには、スポットライトがあたると消えやすいという性質があるようです!
自分が癒されてくると、他人のエゴイスティック病に振り回されることがなくなり、相手の癒しのプロセスを無理なく自然な形でサポートできるようになるので、やはりまずは自分を楽にすることが最優先だと思いますよ~。
「自分の中の光と闇を、そのまま受け入れましょう。一日にも昼と夜があるのだから」

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