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現実はニュートラル、解釈はそれぞれ

『奇跡の学習コース』のワークブックのプロローグに、タイトルに関してとてもわかりやすいたとえ話が載っていたので紹介します。

夏子さんは、春夫さんの口からこんな言葉を“聞きます”。
「ちょっと会っていない間に、ずいぶん老けたね」

夏子さんは、老いることをとても恐れています。そうすると、この春夫さんの言葉は、まっすぐにその夏子さんの恐れに突き刺さります。
すると夏子さんは、春夫さんのことを「デリカシーのない人」と怒って、たとえその場では気にしていないフリをしたとしても、心ではもう顔も合わせたくない、口もききたくないと思って、関係がぎくしゃくしだしたり、もしかすると友情が切れることもあるかもしれません。

いっぽう秋子さんは、老いることを怖がっていないので、同じことを言われても傷つくことはありません。
すると秋子さんはその言葉ではなく、その言葉を発した春夫さんのいつもと違う様子に注意がいくかもしれません。
「いつもの春夫さんらしくないわね。いったいどうしたの?何かあったの?」
そうすると、春夫さんは「ああ、ごめん。心にもないことを口走っちゃった。
じつはね。今朝うちの犬が死んでね」と話し始め、「そうだったの。その気持ち、わかるわ。ワンちゃんのこと、よかったら話して」というふうに、
秋子さんは春夫さんの気持ちに寄り添い、慰めてあげるかもしれません。

冬子さんの場合。
春夫さんに「老けたね」と言われて、ドキッとします。
そして、「こんなに気持ちがざわつくなんて。気がつかなかったけど、わたしは老いることをじつはこんなに恐れていたんだ。だから嫌な気分になるのだ」と考えます。
そして、老いることへの恐れを癒し、ゆっくりと受け入れていきます。
受け入れることができたら、「春夫さんのおかげで、不要な恐怖心を抱えたままにしておかなくてすんだ」と春夫さんに感謝の気持ちを抱くこともあるかもしれません。

このように、同じ出来事でも人によって受け取られ方がこんなにも違う、というたとえ話です。
「好きになれない人」として退けることになるか、より深くやさしい友情を築くことになるかは、相手の言葉しだいではなく、自分の心のありようしだいだ、と本には書いてあります。
ここでは、誰が素晴らしいのか、と優劣や正しさを述べているわけではありません。誰がより生きづらさを感じているのか、誰がストレスから解放されているか、ということだけです。
振り返ると、かつて私は様々な場面において、外に原因を求める夏子さんだったなーと思います。
近頃秋子さんや冬子さんであるときがどんどん増えてきたのも、冬子さんのように自分の内面を見つめ、恐れを解放する方法を知り、実践してきたからだと思います。

自分が秋子さんや冬子さんのように反応することが増えてくるにつれて、普段一緒に過ごすまわりの人も秋子さんや冬子さんばかりになってくるので、心が通じ合いやすく、とても快適で楽です。
まだまだ数えきれないたくさんの恐れボタンを持っているので、常に秋子さん、というわけにはいきませんが、〈恐れボタンを押されたことに気づいている〉冬子さんでいる自分を選択し続けると、〈恐れボタンのない〉秋子さんにどんどん近付くことができるのがわかっているので、〈恐れボタンを押されたことに気づいていない〉夏子さんでいたときよりもずっとずっとポジティブなエネルギーにあふれています。(周りの人からも以前と全然違う、と言ってもらえます)。

2月3月開催予定のワークショップでは、夏子さんのワールドから冬子さん、秋子さんのワールドへシフトする方法を学びます。

参加してすぐに秋子さんワールドへ、というわけにはいきませんが、それをきっかけに日々過ごしていただくことで、必ず「おや?私少し楽になってる・・・」という日が来ることは間違いなし!です。
というわけで、みなさん、ぜひワークショップにご参加ください!!

~ワークショップご案内~
「ハッピーマトリックス心理学ワークショップ in TOKYO」
日程/2011年 2月20日(日)「“~べき”から自由になろう」
3月13日(日)「抑圧と投影のしくみ」
場所:調布市(予定)
「ハッピーマトリックス心理学ワークショップ in OSAKA」
3月26日(土)「抑圧と投影のしくみ」
3月27日(日)「“~べき”から自由になろう」
場所:大阪・市内
各日すべて13:30~16:30
ファシリテーター: 宍倉朋子
定員:7名
参加費:一日につき¥4000 (※早割あり!)
→初参加の方 ¥2000
※ 早割:2週間前までにご予約の方は¥3000になります。
ワークショップ詳細はこちら 心のボタンをはずそう
上記のたとえ話が載っている本はこちら↓

わたしは何も知らない (『奇跡のコース』のワークを学ぶガイドブック1) わたしは何も知らない (『奇跡のコース』のワークを学ぶガイドブック1)
(2011/01/22)
香咲弥須子

商品詳細を見る

※『奇跡の学習コース』は「テキスト」「ワークブック」「教師の手引き」の3部からなり、そのうちの「ワークブック」を、ニューヨークで『奇跡の学習コース』に基づくセラピーや教育活動を行っている香咲弥須子氏が翻訳したものです。

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