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パートナーシップと成長のプロセス~自立の段階

今日は「自立の段階」について書きます。
新しい番組が始まって、ここでは、「自立」という立場を経験します。
「自立」といっても、「あの人は経済的にも精神的にも自立していて立派だ」とか、「早く自立したい」とかいう、ポジティブな意味での「自立」とはちょっと違って・・・その前の「依存の段階」からの反動としての「自立」であり、あまり健全なものとはいえないです。
「自立の段階」は、一人で頑張る、という段階です。

一切の依存(甘さや弱さ)を禁止し、自分の感情を切り離します。周囲の人の感情にも気づかないようにし、コミットメントを恐れます。

他人に所有されたくない、自分のやりたいようにやる、という態度がこの自立の段階の生き方になります。
ここであなたが「自立」の立場にいることで、パートナーは「依存」の立場として演じています。
自立にいると、私たちは相手(依存している側)に自分のやり方を無理強いしたり、それに相手が従わない場合は、関わりから距離を置こうとします。
依存側は、常に情熱を感じながら痛みやニーズに苦しみ、自立側は痛みとニーズを自分から切り離しますが、その代り情熱の体験も失います。

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自立の段階の初期は、「期待のステージ」から始まります。

依存時代に失敗した経験から、「もう被害者になるのはやめよう」、「もう二度と傷つかない」「相手の承認を得るために犠牲になるのは懲り懲り」、ということで、自分だけを頼りにし、個人としての成功・完璧さを目指します。自分自身を無理させてどんどん追い込んでいきます。

この段階にいる人は、誰とも付き合っていないか、付き合っていてもコミットしない、相手に与えるばかりで受け取ろうとしない、中には複数の人と同時に付き合う人もいます。

この段階に入って「いかに傷つかないように」ということにこだわってやってきた結果、さらに傷が深くなり、心は、「もっと傷つかないように」という方向に向かいます。

そして、自分をコントロールし、相手をコントロールしようとします。

ここでは、相手に振り回されてさらに傷つかないように・・・「自分のやり方」にこだわります。

だから、けんかがよく起きます。このステージを「パワーストラグル(主導権争い)のステージ」と呼びます。

いかに自分が正しいかを、相手にわからせようとしますが、結局相手を変えることはできないし、争いにも疲れるし、勝っても幸せじゃない、ということに気づきます。

ここで、「もうどうでもいいわ~」ってなり、何をやっても無駄だ、という感覚に襲われます。

これが自立の最終段階、「デッドゾーンのステージ」です。

デッドゾーンでは、感情的にも、性的にも、または精神的にも死んだような感じをもたらします。カップルとしては感情面ではそれぞれいろいろ感じているのに、お互いにつながっていこうとしない状態になります。倦怠期とか仮面夫婦という言葉がぴったりくるかもしれません。お父さん、お母さんの役割、給料をもってくる人、家事をする人という義務にはまってしまったり、惰性で過ごしたり、燃えつきたような感覚に陥ったりして、失敗感、失望や情熱・愛へのあきらめを感じるようになります。

ほとんど多くの人が、このデッドゾーンのステージに居続けるか、結婚・恋愛だと「もうこの人とは終わりだな」と思って関係を終わらせます。

両親や祖父母の世代だと、デッドゾーンのステージで諦めた状態でいつづける場合がほとんどかもしれませんね。「結婚なんてこんなものだろう」と。

デッドゾーンやそれまでのステージで関係を終わらせた人は、また新しいお相手と心機一転でロマンスのステージからやり直します。
が、今度こそと思って新しい彼・彼女と関係を始めても、同じプロセスを通ってやはりデッドゾーンに行き着くようになっています(一回目でいろいろ乗り越えた分、2回目以降は当然早く行き着きます)。

多くの人が諦めてしまうこのデッドゾーンを見事クリアすると、その先に「相互依存」という成長過程があります。

ここは、今までの段階をクリアした“ご褒美の段階”だって♡
パートナーシップの黄金時代到来。
ロマンスのステージの何十倍ものロマンスや親密感が感じられる段階。

といっても、まだまだ癒すこと・課題はたくさんあります。
ただ、それぞれのハートを充分修復してきたので、根底に安堵感や安全な感じ、パワーがあります。

この相互依存の段階の説明はまた後日するとして、
次回は、どうやって各ステージを乗り越えるか、をまとめていきたいと思います。

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