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親と子

カウンセリングで悩みの原因を探っていくと、ほとんどが幼少の時に親からありのままの自分を受け入れてもらえなかった、という心の傷に辿り着きます。
常識的に言われている親の役割といえば、子どもを世間の荒波をうまくわたっていけるようなまっとうな人間に育て上げること。(ですよね?)
この世は厳しいから、この世は不安に満ちているから、そこでうまくやっていくにはこういうまっとうな人間にならなくちゃならない。。。
それで、子どもが小さいころから、自分の部屋をきちんと掃除すればいい子だよ、いい成績を取ればいい子だよ、行儀よくすればいい子だよ、人に迷惑をかけなければいい子だよ、と教えます。
ですので、私たちは本来、無条件で愛された、受け入れられたという感じを経験した人はほとんどいません。
そして、この無条件で愛されたと感じられなかったことが大人になってから多くのストレスを作り出すことになるのですが、親はそんなストレスを子どもに経験させるためにそういう育て方をしているつもりはもちろんありません。
幸せになってほしいから、この世で成功して欲しいから、と思って教えてきたことが、ゆくゆくは子どもの自由な思考や感情、行動に対して制限的な悪影響を与えるようになるとは夢にも思いません。
私たちに「この世界は厳しいのだからもがきながら生きるように」と教えることが自分の役割だと思っている人が、ほかならぬ自分を一番愛してくれた人であったという、なんとも皮肉な話・・・。
なぜ、私たちはそのままで良い子なんだと教えられないのでしょう?
それは、私たちを育ててくれた親が、私たちと同じように育てられた人によって育てられたからですね。ただそれだけです。
ですから、「私が苦しいのは、親が私をありのままに受け入れてくれなかったからだ!」とかいって、自分たちの問題やストレスの原因を親(やその親)に見出そうとしても、いつまでたっても楽になることはありません。
ではちょっと視点を変えて、「もし、この現実を自分が創り出しているとしたら?」と考えてみましょう。
たびたび紹介している「ザ・マネーゲームを脱出する方法」では、人生を人間ゲームに例えています。
このゲームには第1ステージと第2ステージというのがあって、第1ステージでは、制限や制約、不自由をみずからに課してゲームを楽しみます。3次元の幻想の中にどっぷりと浸かり、それが現実だと自分自身に信じ込ませるのが目的です。
「脱マネゲ流」で考えると、親の役割は、この人間ゲームの第1段階で、あなたが自分自身の本来の姿を忘れ、制限され、制限の多い経験に没頭できるように手助けしてくれる一番有力な人たち、と言えるのじゃないかと思います。
著者のシャインフェルドさんによると、第1ステージで自分を上手く騙すことに成功したかどうか知るには、どれだけ現実という幻想ホログラムを「本物だ!」と感じられるかどうかというのですから、あなたが現実に困ったりストレスを感じたり悩んだりすればするほど、そういう状況を作るのに最も協力してくれた親に感謝すべきだし、もっというと、親にそういう役割を演じさせたのも自分なのだから、そんな名プロデューサー、名シナリオライター、名プログラマーの自分を祝福しましょう、ということになります。
さて、第1ステージをじゅうぶん探求したあと、私たちは第2ステージに向かいます。
そこでは、「人生で目にするものはすべて幻想にすぎない、ということに気づいていくことで、それまでの制限や制約、不自由を解いていくゲームが繰り広げられます。
私が思うに、親という役が第1ステージで活躍する一方で、子の役は第2ステージで活躍するのではないかと。
ホ・オポノポノのヒューレン博士は、「子どもは、あなたを困らせるためにあなたの元に生まれてきました(なぜならクリーニングのために)」とおっしゃいます。
子どもが自分の思い通りに生きてくれないことで、ストレスを感じたことがない親はたぶんいないと思います。
もし、子どもがあなたの完璧思い通りだったら、その子はたぶんロボットです(笑)。
思い通りにならない。
「ここで走ったらダメ!」といったら走るし、勉強してほしい、と思ったら遊んでばかりでいるし、健やかであればいい、と思ってたら病気になるし、安定した職業に就いてほしい、と思ったらフリーターになるし、よそ様に迷惑をかけてほしくない、と願ったら迷惑かけまくるし、いつまでも自分のそばに居て欲しい、と思ったら遠くにいっちゃうし、早く出ていって!と思ったら、いつまでも居る、とか。
そもそも、子どもというのは一番あなたが見たくない自分の部分をうつす鏡ですから。
自分が本当はしたいけどできなかったこと(つまり抑圧)は子どもに投影され、外在化されるのです。
つまり、第1ステージで制限したこと、不自由さを課したことをちゃんと見せてくれるのが子どもの役割、ということになります。
そもそもそれが子の役割なのだから、あなたがどんなに思い通りになるように願ってもうまくいきっこないのです。
それでいつか葛藤に疲れ果てて、コントロールすることを手放します。
もうどっちでもいいか~、と。
その時あなたは、第1ステージで自分に課していた制限、制約から解き放たれ、本来の自分の力をようやく取り戻すことができます。
ということでまとめると、
親は、あなたが人間ゲームを思う存分楽しめるように、あなたが分離されていて有限であると教えるために存在し、子は、あなたの制限や制約を示して、あなたに本来のパワーを取り戻すチャンスを与えるために存在する。
いわば、人間ゲームの中で繰り広げられる親子ゲームなんです!!
新しい時代に移行しつつある今は、従来の親子ゲームを脱出して新たな親の在り方、子の在り方を求める人も増えてきています。
手放しのレッスン
(以前こちらにコメントを下さった光奈さんのブログ、シェアさせていただきます♪)

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