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無意識と仲良くなる

人生が思い通りにいかなかったり、いつまでも同じ問題を抱えたままでいてしまうのは、私たちがあまりにも無意識(あるいは潜在意識=私たちが普段気づいていない思い、意識のすべて)と呼ばれる部分とうまく付き合うことができないことが原因です。
どんなに自分の行動や感情パターン、反応パターンを変えようと決意しても、意識的な心だけでは、機械的で自動的な無意識の行動や感情、反応パターンを変えるのは限りなく難しいのです。

例えば、

  • ダイエットをしようと決めたのに、いつの間にかデザートを注文していた。
  • 翌日疲れるから早く寝ようと思っていたのに、夜ふかししてしまった。
  • 相手が悪いわけではないのに、怒りをぶつけてしまった。
  • 言いたいことがあったのに、素直に言えなかった。
  • しっかり準備して頭では大丈夫だとわかっているのに、なぜか不安が取れない。
  • 寂しいのに、いつも一人で過ごしている。
  • 何か嫌なことをされたわけじゃないのに、なぜか嫌悪感を持ってしまう。
  • 本当は弱音を吐きたいのに、強がってしまう。
  • お金を貯めたいのに、いつの間にか使ってしまっている。
  • 別れたいのに、別れられない。
  • 前に進みたいのに、尻込みしてしまう。
  • やることいっぱいあるのに、テレビを観てしまう。

・・・そういえばさっき私、今日の料理に使うつもりないのに目の前にある買ってきたばかりのじゃがいもを無意識に剥きはじめて途中で気づきました(笑)。
おとといポテトサラダを作ったので、その記憶の自動反応です・・・。

このように、したくない行動をしたり、感じたくない感情をもったり、考えたくないことを考えたり、自分の行動、感情、反応を意識的にコントロールできないことがあると、罪悪感をもったり、イライラしたり、そんな自分が嫌になったりします。
このような自分が嫌だと思う行動・感情・反応を変えるには、それにダイレクトに関わっている《無意識》の部分にアクセスしなければなりません。

「カウンセリング」、「心理セラピー」と呼ばれるものは、この《無意識》にアクセスし、その部分と仲良くなるためのツールです。
初めてカウンセリングやセラピーを受ける場合、この「無意識にアクセス」が難しく感じる人も少なくありません。

私も最初はあまり得意な方ではありませんでした。
気づかない思いを発見していくというプロセスの中で、何が難しいのかというと、まずはでてきた思い(感情、イメージ、記憶なども含め)を自分で批判したり判断したりする場合です。

例えば誰かにセラピーを受けている場合、自分の中から出てきたものに対して(こんなことを言ったら変に思われるかも・・・)と分析したり、(これは意識の深いところから出てきた答えではなく、単なるでっち上げではないか?頭で考えた答えじゃないか?)と判断したりしてしまうことがあります。
私も最初のころはなかなかこの癖が取れなかったのですね。。
大体気づいていない思いを発見していくということは、自分の見たくない部分を覗くことだったりするわけです。
そうすると、そこは他人にももちろん見せたくない、恥ずかしいという意識が働いてしまい、心が閉じて正直になれなくなってしまいます。そうすると、せっかくセラピーを受けても真の変化を起こすことができません。

この場合、まずセラピストが、クライアントさんが安心して心をオープンにできる空間を作ることが必要不可欠になってきます。セラピストが価値判断の色眼鏡をたくさん持っていたら、セッションは絶対にうまくいかないのです。

セラピストがどれぐらい偏見や批判の心から自由になっているかを見極めるのは難しいかもしれません。しかしたいていのセラピスト、カウンセラーはホームページやブログを持っていて、その人がどれぐらい素直に自分自身と向き合えているかはそこにしっかり表れているのではないかと思います。

ですので、何かピンとくる、相性が良さそうだと感じる場合は、そのセラピストさんがありのままを受け止めてくれると信じて、
格好つけたりせずに勇気を持って本来の自分をオープンにしてみるとよいかもしれません。

心や人生のしくみ、精神世界を勉強してよくわかったことは、大体人の悩みや問題というものは普遍的でパターンがあり、一人としておかしい人、変な人、特殊な人はいないし、特別な悩みも問題もない、ということです。ですので、こんなことを思う私は恥ずかしい、自分だけが変かも・・・などと自己批判する必要は本当はまったくないのです。

また、『この思いは単なるでっち上げか?』についてですが、出てきたもの(イメージ、感情、思い、記憶)はちゃんと潜在意識にあるから出てきたのです。ないものは出てきません。
ということで、すべて答えとしてOKなのだとまずは受け入れることが大切です。
潜在意識の本当の思いの場合は、自分でしっくりきます。違う場合は違和感があるのでわかります。
いずれにしても、本当の思いが見つかるまでじっくりと自分の心の深いところと向き合い、コミュニケーションを続けていくことが大切なのです。

それを続けていくうちに、だんだん意識と無意識をつなぐ回路というものができてきて、簡単にアクセスできるようになります。

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