心配という“呪い”
もう終わりにしましょう、「心配する」のも「される」のも
子どもにとって、「親の心配」ほど重苦しいエネルギーはありません。
親の心配のエネルギーが、子どもを病氣にしてしまうこともめずらしいことではありません。
心配といっても、そのほとんどが「愛情」の仮面を被っているものが多いので、それを親も子どももネガティブなエネルギーだと氣づきにくいことが多いのです。
心配=愛情ではありません。
(もっというと、愛情=愛(アガベー)でもないですが、、、)
聖書に書かれている有名な愛の定義(「コリント人への第一への手紙 第13章より」)。
わたしは、挙式で歌う仕事を20年ぐらいやっていて、式の度に牧師先生がこの箇所を読まれますので、何千回聞いたかわかりません(笑)。
愛は寛容であり、愛は情け深い。
また、ねたむことをしない。
愛は高ぶらない、誇らない、不作法をしない、
自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。
不義を喜ばないで真理を喜ぶ。
そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。
寛容になれず「こうあるべき」となるから、「心配」するのであり、
恩知らずなことに対して、情けがないから「心配」して、
嫉妬があれば、それを抑圧して「心配」というカタチに変えるかもしれないし、
「自分の方がなんでもわかっている」と、高慢(上から目線)になるから、「心配」するのだし、
「わたしはこんなにしてきた」、「わたしはこうだった」という誇りから、「心配」することもあるだろうし、
「心配」そのものが、不作法なのかもしれないし、
「自分の利益を求める(いい親としての評価、安心感など)」から、「心配」することは大いにあるし、
思い通りにならない「いらだち」から「心配」するわけだし、
「心配」の根っこが、「恨み」だったりするし、
「真理」から外れていると、「心配」してしまうし、
「忍耐強くない」から「心配」してしまうし、
「信じられない」から「心配」してしまうし、
「望めない」から、「心配」してしまうし、、、
・・・全部、「愛」の反対ですね。
「心配」=愛、だと思っていると、愛を実践しているつもりで、実はまったく反対のことをしているという。。。
その結果が、子どもからなんらか返ってきててもおかしくないのです。
ex.余計心配したくなる現象が増える、うっとおしがられる、など。
前にもご紹介した、セラピストの大先輩藤原ちえこさんのブログ記事もぜひ読んで下さい。
続・心配は、愛情とは違います
だからといって、「心配するな」といって、すぐにそれができるようなことでないというのも、自分の親などを見ててもよくわかります。
なので、ではどうすればいいか、ということを具体的に提案してみたいと思います。
【「心配」する側の、親の取り組み】
- 「心配する自分」をまずは、責めない、ジャッジしない。その上で、、、
- 「心配」は、百害あって一利なし、誰のためにも何の得にもならないということをまず知る。
- 「心配」を、信頼に変えていくことが、自分の成長ための学びの実践だと捉え、まずはそれに取り組む覚悟を決める。
- 「心配」に隠された「不安の感情」を探って、心配を向けている対象者のことはひとまず脇に置いておき、まずは自分のその感情を癒すことを優先させる。
- 自分の中の不安を解消させることが、唯一「心配な事象」から解放される道だということを知る。
- 「心配」には、必ず「こうあるべき」という観念(学校へ行くべき、とか、健康であるべき、とか、お金を持っているべき、とか、、)がうじゃうじゃ隠されているので、それを洗い出して手放すためにワークする。
- 人に向けるエネルギーを自分の中に徹底的に向け直す。自分の人生を楽しむことに本気になる。
【「心配」される側の、子どもの取り組み】
- 「親は心配する生き物」だと認識する。
- 親から向けられる「心配」エネルギーにチューニングしないように努める。
- しかたなくチューニングしてしまうのは、自分の中にそれに呼応する「心配されたい」エネルギーがあるから。
- その部分を自覚する。「心配されたい自分がいるとしたら、なぜ?」
- やはり、「心配=愛情」だという思い込みがあるはずなので、そんな愛情なら、もういりません!と、そこから自立する覚悟を決める。
- 親の心配を批判しない。自分の欲しい愛の表現方法ではないとして、心配することで親なりに愛してくれていることに心から感謝する。
- 「心配する」親を変えようとしない、啓蒙しようとしない。
- 心配の裏にある「不安」が少しでも解消されるように、親のために祈る。
- 親の「心配」から自立して、自由になることで、自分の中に真の強さが生まれる。
その強さを持って生きていくことが、結果的に親の幸せにも繋がっていくということを信じる。
つまり、「心配」から自由になることが、本当の親孝行。
お知らせ
グループ瞑想会
今回は「インナーボディを意識する瞑想」を中心に行います。
瞑想に入りやすいように、まず呼吸法や簡単な身体のエクササイズから行っていきます。
ビギナーの方にも、ていねいにコツなどを伝授します。
「瞑想」という言葉に氣構えてしまう人も大丈夫。
まずは、瞑想に持っているイメージを見つけて手放していくところからスタートしましょう。
日時:12月14日(木)10:30~12:00
場所:クオレヴォーチェサロン(吹田市)
参加費:2000円
定員:5名
終了後、お時間がある人は、ナチュラルキッチン菜ずなさんの健康マクロビ弁当(毎週火・木しか食べられない!)を一緒に食べませんか?味噌汁つき800円でボリュームたっぷり、とっても美味しいです!
心と魂の読書会
わたし(宍倉)がチョイスした「心と魂の栄養になる本」を、集まってみんなで読み、感じたことをシェアする会です。
一人ではなかなかじっくり読めない本を、グループで読むことで理解を深めていきます。
まず第1回目からの本として選んだのは、島野隆著「病んだ心から健康な心への道(ハイブリッド人生心理学 入門編上―怒りのない人生へ―)」です。
先生の著書は、すべてご本人のサイトから無料ダウンロードできます。
読書会の時は、ご自身でプリントアウトしたものを用意していただいてもいいですし、
うちで製本したものでよければお譲りします。
【心と魂の読書会 第1回目】
日時:12月13日(水)19:00~20:30
1月16日(火)10:30~12:00←追加
場所:クオレヴォーチェサロン
参加費:500円(お茶代込み)+プリント・製本代
定員:5名
※本は前もって読んでこなくてもOKです。1章ぐらいずつ、みんなで読み合わせします。
オイル万華鏡鑑賞会
オイル万華鏡作家ありゅりゅさんを迎えて、万華鏡を鑑賞する会です。
日時:12/15(金)15時〜18時
場所:クオレヴォーチェサロン
参加費:500円(お茶代込み)
出入り自由です。ただ鑑賞するだけでもオーケー、もちろんオーダーも可能です。
鑑賞会と同時に、ありゅりゅさんの後援会会長でもある小西一郎先生に足心療術の体験もできます。こちらもコリが取れて身体が軽くなり、とってもおすすめです!10分1000円〜
カレイドスコープアートコンサート
日時:12月20日(水)午後1時半~3時
場所:モモの家(吹田市泉町5-1 阪急吹田駅より徒歩5分)
参加費:2500円
出演:ピアノ/友美子、歌/宍倉朋子、オイル万華鏡/ありゅりゅ
コンサート終了後は、モモの家のカフェや出演者とのおしゃべりをお楽しみいただいたり、
ありゅりゅさんのピタゴラス数秘ミニセッションも体験できます。(お一人15分 1000円)
名前と生年月日から、自分の持っている数字を見つけてもらい、その数字が示すあなたの魂の刻まれた使命や目的を読み解いてもらいます。
こちら人数に限りがあるので、ぜひ受けたい!という方は、事前予約も受け付けております。
ほんとうの自分らしい声になるボイスエンライトメント講座@東京
この講座では、自分にとって最も自然で、自分らしい本来の声を引き出していきます。
ここで紹介するメソッドは、何かを付け加える方法ではなく、余計なものを省いていく引き算的なメソッドで、身体や心を育みながら、自然を生かしていく、、、誰かに合って、誰かに合わない、というものではなく、誰にでも合う方法です。
声のための実習ですが、声=身体、声=心、なので、性格や体質、人生まで変わってしまいます。
ご一緒に、声を自在にしていく旅を一歩一歩楽しみましょう♪
日時:12/22(金)13時~16時
場所:アトリウム・ミューズ(駒場東大前より徒歩6分)
参加費:4000円
定員:7名ぐらい
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