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他人を通じて自分を知る方法⑦

相手もあなたに自分を映している

前回は「他人は自分を映す鏡」だということを書きましたが、当然のことその逆、すなわちあなたが誰かの鏡になることだってあるということにもうお気づきだと思います。
つまり、あなたに対して感情的に批判したり文句をいったり怒ったりイライラしている人は、
本当は自分自身を映し出した鏡に向かってギャーギャー言っているだけなのだ、という現象です。
これを知っておくことは大事です。

相手があなたを攻撃しているように思えても、実際はあなたに対しての攻撃ではないからです。そのパターンはその人があなたに会うもっともっと前に作られたものです。
たとえば相手は、あなたの中に過去に自分を傷つけた誰か―お母さん、元恋人、前世での関係、などを見ているかもしれません(そういうことは実際よくあります)。

だから、その攻撃を受けてあなたが「拒絶された」、「服従させられる」、「傷つけられた」と解釈する必要はまったくありません。
または、その攻撃を受けて自己防御しようとしたり、反撃したりするのも無意味なのだとわかります。
むしろ、そのように反応してしまう場合は、あなたが自分のことを弱い存在だと信じていることに気づく必要はあるかもしれません。

もしあなたが自分のことを弱い存在だと信じていれば、相手の言動をすべて自分への個人的なことにしてしまい、苦しみに意識が向きます。
そうすれば、愛を必要としているその人の心の声を聞き逃してしまいます。

あなたが自分は弱い存在だという信念を手放すことで、助けを必要としている相手のありのままの姿を見ることができ、自然とどう振る舞えばよいのかがわかります。
そうやって二人の間に出てきた問題を乗り越えることができたら、二人の関係は新たなステップへと変容することができます。

相手の投影に気づいたとき、注意する点がもう一つ。
この「鏡現象」を知っているがために、相手の非難をなんでもかんでも「私は悪くない。
相手が自分の問題を投影しているだけだ」と解釈してしまうと、自分にも学びが必要な場合があってもそれを棚上げして相手のせいだけにしてしまい、
自分の成長のチャンスを潰してしまうという危険性があります。

投影合戦

特に気をつけないといけないのは、同時に投影合戦をしているときです。それぞれの問題を同時に相手に映し出して非難しあうというのはめずらしくありません(通称:言い争い)。
こういう場合も、まずは投影に気づいた方から冷静になって、自分を省みることだけに専念した方がいいです。

まずは自分を知り、癒すことを優先して、相手が自分に投影していることはただ知っておくだけで、それをどうにかしようとする必要はありません。
そこでいちいち、「あなたが私にイライラしているのは、自分の中に本当はこうしたいという思いがあるからじゃない?」とか言ってしまうのはアウトです。
これは境界線越えというもので、さらなる関係の不調和を生みだします。

相手も自分の問題を投影してギャーギャーいったり引きこもったりしていていい気分なわけはないですから、それを楽にしてあげたいという気持ちになるのはわかります。
しかし、気づきとか自分の内側を見るというのはそれぞれのタイミングがありますから、
あなたがそこで相手の問題に干渉して成功する確率はたぶん低いと思います(だいたいそういう時はエゴのでしゃばっているパターンです)。
お互いの頭がすっきりクリアになったとき、お互いの投影についての話ができるタイミングはあるかと思います。

基本的に鏡現象の原則は、どちらか一方が知っているだけでじゅうぶんだと思います。
どちらかが知っていてそれを活用するだけで、ちゃんとその関係は適切な場所に向かうことができます。

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